2012年12月24日月曜日

12/24 玄関は正月

玄関の模様替え
昨日、庭で竹の花活けを作っていたら、Dさんが通りかかった。「それは何?」と言うので、「正月の花活けだ」と説明すると、「中に入れる花はあるの?」と聞く。「これから調達です」と言うと、畑で栽培しているクマタケランと千両を持って来てくれた。家から近い所にある藪の中にもクマタケランは自生しているのだが、大きさが全然違う。今日、早速玄関に生けた。まだクリスマスが来ていないのに、飾ってあったクリスマスツリーの布は撤収となり、いっちゃんの師匠の柳碧蘚先生の作品を飾り、竹の花活けに戴いた花を飾った。左手の竹の葉っぱは、真ん中に立ててある細い竹に付いたままにしてあるのだが、水をよく吸い上げて元気がよい。同じ日に採ってきた小枝だけの葉っぱは元気がなく枯れかかっているので不思議な感じがする。
 玄関からは、急に正月の雰囲気が漂ってきた。


30数年間の値上がり
5丁型と10丁型
 自分が勤め始めたころの物価と今とではどうなっているのだろうかと、ふと考えた。若い頃は日本は成長を続けていたから給料がドンドン上がっていったように思う。バブルが弾けた頃から、鈍化したのかな。世間では、コーヒー一杯の値段とか米の値段などを尺度として値上がり率を出しているようだ。今日、この話題を出したのは、書道の墨の値段についてだ。
 先日、30数年前の墨が出品されていた。自分がよく使っている墨なので入札した。写真によると、箱に3000円の値札が貼ってある。その墨は、数年前まで3500円だったものが、現在4500円+消費税225円となっている。2本セットで2200円で落札できたからラッキーだった。また、30数年で1.5倍強に値上がりしたのだと思っていた。数日後、商品が届いた。箱が大きい。写真では大きさが分からなかった(普通は大きさを明記するのだが)のだが、倍の大きさの墨だった。この墨は現在9000円+消費税450円だ。つまり30数年で3倍強の値上がりということになる。他のものもこれほど値上がりしたのだろうか。
 個人的には、今回は喜びが二倍になったのは言うまでもない。書道をしない人にはバカな話だろうが・・・

 

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