2013年4月9日火曜日

4-9 ヒジキの口開け

今年は豊作!

 
 
干場が足りない(黒いのがヒジキ)
潮が引くと現れてくる
今年度、当初の予定ではヒジキの口開けは4月23日だった。ところが生育状況が良いと判断したのか、一潮早くなった。海の口開けには、ヒジキの他にテングサ、貝、岩海苔がある。どれも干満の差が大きい大潮、しかもお昼ぐらいに干潮を迎える日を選ぶ。一潮というのは、新月と満月の間隔を言うので約二週間だ。昨年に比べてよく伸びている。長いものは1.5mほどもある。今年は、いっちゃんが良い場所に入ったらしく、すごく長いのを刈り取っていた。去年は50cmもない場所もあったから、今年は「気持ちよかったよ~」と目を輝かしていた。気持ちよく刈り取ったのはいいが、その後が大変。ヒジキを干す時に、浜に農業用の寒冷紗というのを敷く。今年は頑張ろうということで、昨日10mを買い足してきた。昨年は15mで足りたので大丈夫だろうと高をくくっていたのだが・・・蓋を開けてみたら、全然足りない。急遽、20mを買い足して何とかしのいだ。幅が1.8mあり、長さは全部で45mになった。これでもやっと干せたという状態。ヒジキは重い。袋に刈り取ったヒジキを詰めて浜まで運ぶのが重労働!腰が痛いよ。乾燥してからでないと分からないけれど、面積的には昨年の3倍強だ。捕らぬ狸の皮算用ではないが、昨年並みの値段なら6万円ぐらいになるのかな。父にも手伝ってもらって、やっと干し終わった。でも豊漁だったのは我が家だけではなかったけれど。今年は浜中ヒジキで埋め尽くされた。口開けの期間は4日間。明日も行くかな~貴重な現金収入だけに!!

0 件のコメント:

コメントを投稿