2013年4月24日水曜日

4-24 久々の荒れ模様

終日、雨! でも、恵みの雨?

 
 昨日の好天とは打って変わり、今日は朝から雨。しかも強風をともなっている。午前6時過ぎには瞬間風速16m/秒超えを記録したらしい(気象庁データ)。一昨日、昨日と耕運機を稼働させて畑の草取りも兼ねて耕し、ボカシ肥料も鋤き込んだ。ちょうど良い具合の雨だ。ボカシ肥料を入れた畑は、すぐに作物を植え付けると負けてしまうので、1週間ほど寝かすことにする。トマトやパプリカなどの苗木は買ってきて準備はできているのだが。経験者によると、このボカシ肥料を入れた土地でキュウリを作るとものすごく出来がよかったとのことだから、この夏が楽しみだ。
 この画像の奥に咲いているのは、先日紹介したアマリリスだ。アマリリスは、本来4月に植え付けをして、5月中旬ぐらいからの花期だから、このアマリリスは随分早くから咲いていることになる。季節がどんどん早くなっているのかな?
 
 
書道は斜陽?
 
 
 子どもが減っていることに起因するのか、後継者不足によるものか書道に関する会社に元気がない。墨作りといえば奈良が有名で、他には鈴鹿墨などはあるが、日本の墨の殆どを生産している。その奈良の製墨会社が減少の一途だ。先日、那智勝浦の篆刻講習会を見学に行った時に来ていた業者(名古屋の伊藤大林堂さん)が持っていた墨が奈良の勝栄堂のものだった。勝栄堂も後継者がいなく、廃業した墨屋さんだ。大林堂には当日手持ちの分(カバンに10数本か)しか残りがなかった。その時、2本購入したのだが、後日連絡して、残りを買った。それがこれ。どれもかなり年数が経っていて、右端のものは一番古く、製造が昭和28年前後とのことだ。同い年か先輩か。どんな色がでるか楽しみだ。
 

9インチのサイズ
 今度は東京の話。上野の精華堂という、かなり老舗の書道用品店があった。この店が、昨年廃業したというのをネットで昨日知った。ちょっと感慨深いものがある。大学生の時、初めてアルバイトをしたお金で買った端渓の硯は、この店で購入したものだ。20000円ぐらいだったら、それほど上等なものではない。現在、硯は30面近く持っていて、これより上等なものは幾つもあるが、やっぱり特別な硯ではある。手の届く所にちゃんと置いてある。それ以来、墨や筆など、その店のものを使った時期があった。栄枯盛衰というものか。
 
 


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