『出雲』は何と読む? - 読み方についての一考察
寒の戻りで、今日も寒い一日となった。快晴なんだけれど、気温が上がらない。北風なんだろう。先日、自分の確定申告に行ったが、その時に、「お父さんの確定申告もしたほうがいいですよ」ってアドバイスを受けた。面倒だな~と思いつつ役場の別館へ。割と早く行ったのが良かったのか、あまり待たないで相談できた。すると、エ~というほどの還付金が示された。今まで一度も確定申告はしてないと思うけれど、大損をしていたことになる。申告しない方が悪いみたいなことだろうが、取れるところから頂戴しましょうという考えが見えるようで・・・素直に喜べないね。
閑話休題、道路の脇に示された地名ボード。よく見ると随分いい加減なことに気が付いた。そのきっかけは、新聞で「麹町」と「麴町」が混在しているという話題からだ。
そんなことで見てみると、『出雲』という地名だが、出雲大社は現在は「いずもたいしゃ」と表記している、と思う。こちらの出雲だが、自分の中では「いつも(itsumo)」だ。ところが、ボードを見ると、二つの表記がある。その他のボードも、このどちらかて表記されている。
地元の人は、多分「itsumo」と濁らない。「izumo」は「いづも」か「いずも」、どちらかな。先に述べたが出雲大社は「いずもたいしゃ」と打つと変換される。でも「いづもたいしゃ」と打つと変換されない。
国語の文法的に見ると、「出雲」は下二段活用「出づ」(で、で、づ、づる、づる、でよ)の連体形「出づる」に体言の「雲」の形だろう。だから、正しくは「いづも」だ。「いつも」というのは、「づ」の濁点が省略した(音便的なものか)ものだろう。そういうことを考えると「いずも」は道理に合わない、と言える。そんなこと、どうでもいいじゃないかといわれればそれまでだが。
ところで、ボードによって管轄が違うのだろうか。調べてみたいと思った。
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