2013年10月29日火曜日

10-29 出雲小、第3回授業参観

また減っていた

1.2年は一緒に楽器演奏
出雲小学校の新学期は25人で迎えた。春に6年生が7名卒業し、新1年生が2名だったことによる減少だった。その後、3名が転校し、2名が転入したので現在は24名とジリ貧が続く。いつものように各教室を参観する。と言っても完全複式だから3教室だけ。授業をしているのを見て、担任の先生は大変だと思った。人数が少ないにしても、同じ教室で学年ごとに違う教材を教えるのだから。
3.4年は算数
 5.6年生のクラスは社会科の学習だったが、パソコンと連動した2台のテレビが活躍していた。時代が変わるとハイテクなんだと驚いた。複式の長所、短所はあるみたいだが、人数が少ないので授業についていけないという児童は、いないと感じた。担任が1つの学年に説明している時は、他の学年は調べ学習だったり、グループ研究をして、授業への積極的な取り組みが目に付いた。
 授業参観の後、校長先生と学校評議員の話し合いが持たれた。その席で校長が、全国統一テストの結果を見ると、複式の学校と普通の学校を比較では、複式の方が高得点であったと話してくれた。つまり教育の低下は無いということなのだろう。

5.6年は社会
 また、出雲に在住の幼稚園年長さんは現在11名。しかし、来年度入学予定者は半数程度だという。理由は、出雲の幼稚園が廃園となり、子どもたちは隣の串本か潮岬幼稚園へ通園している。その関係も大きいのだが、最大のネックは出雲小学校には学童保育がないことだ。田舎でも共働きの夫婦が多いので、放課後の問題から学童保育がある小学校へ流れる傾向が強い。そのまま11名が入学したら、賑やかになることだろうに。その辺りを詰めて行けば、学校存続に光明が射すのに・・・
校庭に掛かる虹、裸足で遊ぶ児童
 最初の予定では、出雲小学校はあと2.3年で閉校ということになっていたようだ。しかし3.11の震災から再検討に入っているようで、現在は棚上げになっている。その間にちゃんとした方向性を出していけば存続という道も開けてくると思う。自分の母校が無くなるというのは寂しいからね。
 帰りに校庭で遊ぶ児童がいた。全員素足だ。芝生の上だから気持ちが良さそうだ。しかも転んでも痛くない。

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