庭仕事をしていたらDさんが見えた。「菊いる?」ということで、いっちゃんは喜んで付いていった。しばらくしてたくさんの菊を抱えてもどってきた。近くに畑があるので、そこに行って貰ってきたらしい。さっそく玄関に生けた。大きめの器に負けない迫力だ。
菊といえば、五節句の一つ「重陽」は菊の節句だった。重陽を調べたらこんなことが書かれていた。
陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものである。邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた[1]。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。
陰暦の9月9日は、10月24日ごろだから、もう過ぎている。他の節句はきちんと行事があるのに、この節句は知らないうちに過ぎていく。今回も、菊をいただいたので思い出したことだ。
橋杭岩のライトアップ
一昨日から今日までの三日間、夕方5時から橋杭岩のライトアップをしている。一昨日も昨日も寝るころになって気が付いた。残るは今日だけなので、忘れずに夕食後出かけた。見物客があまりいなくてひっそりとしているんじゃないの?などと言いつつ行って見た。ところが、すごい見物客だ。臨時の駐車場ができるほどの盛況だ。観光バスが来たり、県外ナンバーの車も目立つからなかなかのものだと感心する。肝心のライトアップはというと、赤や青、緑、黄と何分かずつで色を変える。いつも見慣れている岩と違い、なぜか幻想的だ。一件の価値はあると思った。
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