2012年10月4日木曜日

10/4 祭の前日(獅子飾り)

出雲時間

 いよいよ明日から祭だ。祭をするにあたり、今年の当番に当たっている地区の人々で、神社やその周りの清掃を行った。放送で、午前8時から始めますと言ったので、7時30分に行けば余裕だろうと思って行って見たら、すでに清掃が始められ、集めたゴミを燃やしいる。一般の常識として、約束の時間の5分か10分前というのは当たり前だ。でもここでは、いったい何分前が常識なのだろうか。明日は6時に集合して幟(のぼり)を立てることになっているのだが、何時に行こうか?と「出雲時間」に悩む。
 
獅子飾り
 
 
 神社の清掃と同時進行で、「獅子飾り」というのを行う。文字通り、獅子の頭に新しい紙で作ったタテガミをつけたり、尾(布)を縫い付けていく。布はかなり厚手の生地でできているので、太い糸で縫いつけていくのは一苦労だ。また、一つのグループは幣に紙の飾りを取り付けている。その横では、神輿に太鼓などを取り付けていく。どのグループも、村の長老に近い人たちが行っている。若い人に伝承していかないと大変だと感じた。今年から幣に文字を書く仕事が回ってきた。今まで書いてくれていた方が、「専門家が帰ってきたんだから私は引退します。それにこういう字は男の方がいいんです」と言うことで、書くことになった次第。

 

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