2012年1月29日日曜日

1/29 合掌

恩師の告別式

 小学校6年の時の担任、H先生の告別式があった。享年81歳。喪主のご子息の挨拶によると、10年前に前立腺がんの告知を受け、入退院を繰り返されていたとのことだった。
 小学校の担任という以上に、曲がりなりにも書で生きてこれたのも、先生のお蔭だと感謝している。小学校3年(だったと思う)の時、放課後の自由クラブみたいな形で始まった書道。最初から皆より少し上手だったので、子ども心に「これだ!」と閃いたのかもしれない。
 中学校に入って書道とのかかわりは薄れたが、ずっと自分は字が上手いと自負していた。大学で書道を選んだのは、実は、そのあたりに根っこがあるのかもしれない。
 そういう訳で、このH先生は、自分の最初の師匠だ。
 今日は寺ではなく、セレモニーホールで行った。出雲の寺は、京都の臨済宗妙心寺が大本山の寺だ。お葬式は、いっちゃんに言わせると、派手だそうだ。お経の最後の方で、経典のようなものを投げ飛ばし、念仏の最後の最後に「喝!」で終了となる。大声なので、寝ていた人もびっくりして目を覚ます。
 それにしても、恩師を見送る歳になったのだなあ、と感慨一入。合掌


弓道部は頑張っているよ !

こんな看板が目に付く
 告別式の後、天気も良いので走ることにした。今日は、いつもと違うコースを走った。昨日火祭りを見に行った潮岬方面に向かった。権現へのダラダラ続く坂道を登った。そこから直進すると潮岬だが、そこを右折した。潮岬の半島をショートカットする感じでまた登る。
 最近よく目にするのが高さを示す看板。結構いたる所にある気がする。自宅の裏に公民館があるのだが、そこの看板は「海抜4.8m」。昨年の大津波が来たんじゃ絶対無理だね。
 今日の最高地点には「57m」の看板があった。随分登ってきたんだと実感した。そこまで上りきると、後は下るのみ。
 下りきって、母校の串本(古座)高校の前を通る時に、ふと見ると、『祝 全国大会出場 弓道部』の垂れ幕。昨日、芝焼きで登場した生徒たちだ。
 昨日、弓を放っている時に、消防団から、今年の弓は上手に飛んでいるなあ、という感想が聞こえたと、いっちゃん。あんな大舞台での発表会があれば頑張れるし、上手くなるよね。
 本番でも頑張って欲しいね。

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