熊野那智大社本殿 |
昨年の夏は、友達と何回か行ったが、初詣で行くのは初めてだ。今回は、三男といっちゃんと3人で行った。夏に行った時は、観光客はそれほど多くはなかったのに、やっぱり正月は違う。駐車場も正月料金なのか、通常500円の所が1000円になっている所がある。そこは通り過ぎると、500円の場所が出てきた。滝に近い場所はボッタクリだよ。どの駐車場も満車に近い状態だから、足元を見ているようで気分が悪い。参詣の急な階段を上りきった所が「熊野那智大社」だ。やっぱり賑わっている。ここでいっちゃんと三男はおみくじを引いた。そのおみくじの入れ物の大きいこと。直径は20㎝、長さは1mほどもある。三男は「大吉」、いっちゃんは「中吉」だった。その後、隣接する「青岸渡寺」を通り、那智の滝へ。滝自体も「飛瀧神社」のご神体だ。冬でも水量が豊かで、見ているだけで気持ちがスッキリする。
曼荼羅の径
夏、那智に行った時、参詣道の途中にある土産物屋で出会った硯。その磨り心地が素晴らしく、ずっと気になっていた。今度、那智に行く機会があれば買おうと。で、今日、その店に行った。買うことには迷いはなかったが、どのサイズにしようかと迷った。迷った末に、店頭に展示してある「曼荼羅の径」という名前がついた、掌サイズのものにした。値段は高い。消費税サービスで16000円也。この大きさだったら、中国の高級端渓硯でも買えるのだが、端渓硯なら10面以上持っているし、その磨り心地が気に入ったので購入した。まさに「熱釜塗蝋(ねっぷとろう)」という感じ。この硯を磨れば、心が落ち着いてくるかも。
硯の色は、那智黒にふさわしく真っ黒だ。
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