2015年5月2日土曜日

5-2 テングサの口開け

人出が少ない

 今日はテングサの口開けの日だ。天気が安定し、今日も好天に恵まれた。気温も上昇し、海に入るには絶好のコンディションだ。ヒジキ・フノリの口開けは金曜日と平日だったのに人出は例年並みだった。これとは逆に、土曜日だから人出は多いのかと思ったが、去年の半分ぐらいしか来ていない。年々高齢化していることもあるが、テングサはヒジキやフノリに比べて単価が安い。去年の価格で、1キロあたりフノリが4000円、ヒジキが1200円ぐらいだったのに、テングサは700円ぐらいだった。また、乾燥させるとテングサは嵩の割に目方が軽い。しかも、出荷の前にテングサに付着している不純物を取らなければいけないのだが、これが面倒くさいときている。昨年は引き取りを拒否された人もいたと聞く。製品のレベルアップのためには仕方がないことかもしれない。
 たまたま今年は事故というアクシデントはあったけれど、昨年テングサを出荷した時に、もう来年は採らないと決めていたので、今日は高みの見物となった。
 潮岬は先日、すでに貝の口開けをした。情報によると、今年は割と豊漁らしい。潮岬とは磯続きだから、出雲も豊漁の可能性が高いという。こちらは楽しみだ。キャリアハイの更新ができればいいな~

100円市

 旧出雲幼稚園の建物が出雲集会所として利用されているのだが、その使用状況といえば、ほとんどない。そこで、ここを老人の憩いの場として利用する目的で準備が進められた。それと並行して、区の活性化を図るため、集会所の隣の倉庫を利用して「100円市」を始めた。老人が遊びながら、畑で作った作物などを並べて売ろうというもの。無人市だとお金を入れないで、品物だけ持っていくという事例が、この近くでも頻繁に起こっていたので、人がいれば多少は防止できるのではという、一石二鳥の取り組みだ。
 5月1日オープンで、今日は2日目。出品登録者は10名ほどだ。今の時期は、あまり収穫するものがないとかで、品物の数が少ないが、これが定着すれば増えて賑わってくることだろう。

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