2014年8月16日土曜日

8*16 盆の送りの行事

初盆会

 昨年のお盆以降で亡くなった家族での送りの行事。一般の家庭では、13日の迎え火で先祖を出迎え、16日の夕方に送り火をしてお帰りいただく松明をたく。初盆の家は、浜に竹を組んで、そこにお盆の間家に飾ってあった提灯を燃やす。今年は亡くなった方が少なかったので、提灯の数も少なかった。和尚さんの読経の後、それらを燃やすのが7時ごろになる。ところが今年は随分早く終わってしまった。その理由は、和尚さんの読経の前に、念仏講を唱えるオバアさんたちの念仏があったのだが、高齢化により、みんな引退してしまったとのこと。 念仏講を伝承していく人がいないのか。こういう恒例のものが廃れていくのは寂しい。これも文化なのだが・・・
 そんな訳で、今回は写真を撮ろうと出かけていったら、すでに終わったあとだった。

送り火

 京都では、五山の送り火が有名だ。今日の京都は集中豪雨で、一時間に100ミリを記録した所もあったようだが、はたして送り火は実行されたのだろうか。
 これは我が家の送り火の松明。夕方の6時過ぎなのだが、他には誰も燃してない。火を燃す行事だから、夕方少し暗くなってからの方が情緒があるのに、だいたい2時ぐらいに燃している。これでは先祖様も明るすぎて、松明など必要ないと思うのだが。
 面倒くさいから、松明を焚かないという家庭が増えてきているので、時間はどうでも焚くだけマシか。

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