2013年6月28日金曜日

6-28 モノ作り

籠を編む

 
2人で仲良く制作中
書道展の作品作りが終了したので、頼まれていた籠を編むことにした。昨年は全く作らなかったので、2年ぶりとなる。2年も空白があると編み方を忘れている。花結び編みというのだが、あーでもないこーでもないと最初は大苦戦した。記憶を辿りたどりしながらの作業だ。普通に編んでいくのは簡単なのだが、底を編んだ後、側面の1段目を立てる時が難しい。6か所あるコーナーで紐を一本ずつ足していく作業だ。
 材料はペーパークラフト、つまり荷造り紐だ。かなり力を入れて折ったり引っ張ったりするので、両方の指の先が痛い。マメができそうだ。何個か作れば指先も大丈夫になるのだが。それまでは、ちょっと辛い。編みあがったら柿渋を塗って完成となる。


作品の中の気になる字

 
 夏の書展に出す作品の中に、ちょっと気になる字がある。書体は金文という篆書だ。「采」という字なのだが、いっちゃんが見て、スカートをはいた女の人が頭上に何か持って踊っているみたいと言う。そういうふうに言われると、それまで「采」と見ていた文字が、女の人の絵に見えてくるから不思議だ。実物は、8月1日から4日まで、東京の銀座の画廊で見えます。

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