やっちゃんといっちゃんの悠々田舎ログ
2011年春、長年住み慣れた埼玉県川越から和歌山県串本町に帰郷しました。サイクリング、ダイビング、書道などの趣味の話題や田舎暮らしでの体験を綴っていきます。
2013年5月16日木曜日
5-16 川越の自宅から
バラのメール
2階に届きそう
夫婦でこちらに帰郷したので、川越の自宅には三男が一人で住んでいる。もともと5人で住んでいた家に一人暮らしだから優雅な独身生活を謳歌している? もともと綺麗好きだから、こちらとしては安心していられるのだが。そこにはバラが二鉢残っている。どちらも木の勢いが強く、根が鉢を突き通って地面に入っていた。少しの根なら切ってと思ったのだが、しっかりと入ってしまったので移植を諦めた。そのバラが咲いたよとメールを送ってきた。こちらのバラと違い、年数を経ているから幹が太く、葉も生い茂っている。このバラはアンジェラと言う。フロリバンダ(一つの枝にたくさんの花を付ける種類)系の小~中輪だったのだが、この写真を見るとかなり大きな花になっている。これも木が大きくなれば花も大きくなるのだろうか。もう一つのコンスタンス・スプライの方がまだ見えない。これから咲くのだろうか。こちらの方は大輪で強香。通る人の目を引くバラだ。こちらも育てたいバラなのだが、売っていない・・・やっぱりネットかな。
『幻』という墨
篆書で『幻』と書いてある
最近、鈴鹿の墨を手に入れた。墨の産地と言えば奈良が殆ど。和歌山県も徳川時代、将軍が出た御三家の土地だから墨の文化はあった。藤代墨というのが有名だ。今は、田辺の奥で、脱サラをした堀池さんが墨を拵えているぐらいだろうか。松の煤で作った松煙墨だ。奈良県以外では、鈴鹿墨が昔から続いている。奈良も鈴鹿も昔は墨製造の会社は多くあったのだが、後継者不足で店を畳まざるを得ないのが現状らしい。その鈴鹿の墨も現在は伝統工芸士と言われる職人さんは一人だけ。鈴鹿では進誠堂の伊藤亀堂さんだけらしい。そこの『幻』という墨を手に入れた。今まで墨運堂、呉竹精昇堂、古梅園という奈良の老舗のものを使っていたのだが、この墨は磨った時に、当たりが柔らかい感じがした。滑らかにおりていくし、書き味もサラッとしている。値段も手ごろだから練習用にはいいみたいだ。
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