2012年5月31日木曜日

5/31 ミツバチ

分蜂してた!

 畑に行く途中にある旧出雲小学校の跡地。草茫々で、運動場がどこにあったか分からない。校長住宅の跡は、今は真竹の竹林になり、それを切って植物の支えなどに活用したり、先日はタケノコをいただいた。ヤマモモの木は、子どもの頃は1本しかなかったのに、種から育ったのか数本になり、6月になると赤い実をつける。
 この跡地に、春先、誰かがミツバチの分蜂用の器を3つ設置した。本当に入るのかな~と思っていた。ヤマモモの実の様子を見にいった時、偶然その器を見た。すると、その1つの小さな口からミツバチが盛んに出入りしている。たくさん花粉をつけたミツバチが入っていく。
 どこが気に入ったのだろう。一般的に見かけるのは木の真ん中をくり抜いたものだが、これは4枚の板で囲っているだけだ。いい加減な入れ物なのに・・・不思議だ。もうすぐトロリとした蜂蜜がたくさん採れることだろう。あゝ、うらやましい。


今年のグァバは豊作
まだまだ蕾がいっぱい
 庭にはグァバの木が2本植えてある。埼玉に比べて暖かいので成長が早い。すくすく成長して2メートルを超えている。2本のグァバの両方とも花がたくさん咲き始めた。この植物は、花が咲いた分だけ実になる。この分でいくと、今年は相当実がつきそうだ。
 危ないのは台風と、タヌキかな。昨年もタヌキに相当持って行かれたのだが、今年は随分上の方に生っているから大丈夫かも。
 先日まで庭はテッポウユリの匂いに占領されていたのだが、昨日ぐらいからグァバの匂いが充満してきた。南国の柑橘系とでもいうような匂いだ。

2012年5月30日水曜日

5/30 ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボを見た

目の前が一枚岩
 先々週の日曜日のサイクリングでは2度のパンクに見舞われたが、それ以来の遠出だ。アクシデント後、すぐにネットでチューブと携帯用の空気入れを購入したが、届くまでは怖いので出かけるのを辞めていた。道具が届き、満を持しての出発だ。
 行先は、前回不覚をとった一枚岩。22キロほどの道のりなのでノンストップで到着した。道の駅で前回はシャーベットを買った。「古座川の名水で煎れた美味しい珈琲」というキャッチコピーに乗った。コーヒーはクセが無く看板通りの美味しさだった。次回も飲むことにしよう。
自生地の湿原
 コーヒーを運んできた店の方が、「この近くでハッチョウトンボが見られますよ」と言ってくれたので、せっかくだから見に行くことにした。帰る途中だしね。場所は、以前に行った滝の拝に行く途中とのこと。看板が道々にあるのでスムーズに行けた。

ウィキペディアには、次のように書かれている。
ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉 Nannophya pygmaea )は、トンボ科に分類されるトンボ。日本一小さなトンボとして知られ、世界的にも最小の部類に属する。成虫の体長は雄で20mm、雌で18mmほどで極めて小さい。一円玉の直径が20mmなので、その中に頭から腹端までが納まることを考えれば、いかに小さいかがわかる。雄の体は羽化直後は橙褐色だが成熟すると体全体が赤みを帯び、羽化後20日ほどで鮮やかな赤色となる。 雌は茶褐色で、腹部に黄色や黒色の横縞がある。翅の大半は透明であるが、付け根付近は美しい橙黄色になる。幼虫(ヤゴ)も体長9mmと非常に小さく、緑色を帯びた褐色であるが、体表が泥で被われていることが多い。

オス
メス
湿地に入って目に飛び込んだのが赤いトンボ。でもこれは普通の大きさだ。ショウジョウトンボだろうか。いるのかなあと不安に思いながら、しばらく眺めていた。すると、いるいる!ホントに小さい。
 保護区になっているからだろうか。近づいても全く逃げないで停まっているから写真は撮りやすいのだが、あまりに小さすぎてピントがなかなか合わない。やっと撮れたのが、これ。ウィキペディアにあるように、全長が2センチぐらいの小ささだった。ショウジョウトンボが何と大きく見えることか。


帰りの道端で
 トンボを見て古座川を下っていたら、道脇に赤い実が見えた。ビックリグミだ。道路と川の間の場所なので、持ち主がはっきりしないのだろうか。2本並んで生えているが、どちらの木にも鈴なりだ。甘酸っぱい果実が美味しいので、立ち止まって数粒頂いた。そのまま採らないのはもったいないと思いながら立ち去った。


古座川の遊び

 道路脇に大型の観光バスが停車していた。ナンバーを見ると大阪から来たらしい。川を見ると、10数隻のカヌーに中学生だか高校生が乗って川下りをしている。
 古座川での体験学習に来ているのか。ワイワイはしゃぎながら楽しそうだった。寒くもないからいい体験ができたんじゃないかな。

2012年5月29日火曜日

5/29 新しい仕事

いろんな仕事に出会う

 先日近くの出雲公民館で味噌作りの講座があった。その数日間、オバサンたちがわいわいと賑やかに活動していた。
 その材料を配達してきたのが、高校時代同じクラスだったK君だった。配達の後、40年ぶりなのに、この辺だったかなと言いつつ訪ねてきてくれた。
 昨年帰郷した折、彼の店に挨拶に行ったから帰ってきていたのは知っていたのだ。今日は割とゆっくり近況を話した。その中で、店は夫婦でしているのだが、最近病気をし、その時に手が足らずに大慌てをしたとのことだった。暇にしているなら手を貸してくれないか、みたいな話が出た。
 じゃあ何かあったら手伝うよみたいな形で別れた。まあ外交辞令みたいなものだろうと思っていたら、その日のうちに電話がきた。
 という訳で、今日、仕事の内容などを聞きに行った。自分は仕事が大分入ってきたので、いっちゃんができればいいなあと思い、二人で行った。
 いろいろな仕事があるようだが、メインの仕事は精米だ。30キロの袋を倉庫から運びだすのはなかなか力仕事だ。女性にはちょっとキツイかもしれない。
 とりあえず週に1日、木曜日に出勤するということになった。次々に仕事が入ってくる。求められているうちが花だと言うけれど・・・


道端で見つけた花

 午後から青少年の家での書道教室があった。いつも通り、みんな1時間一所懸命に書く。仮名の「いろは歌」を終わり、連綿に移っている。一文字一文字は上手く書けるのだが、二文字を続けるとなると・・・なかなか難しいようだ。苦心しながら書いているところが微笑ましい。
 書道教室が終わり、自宅に戻る道すがらアサガオをみつけた。午後に咲いているから、純粋のアサガオではなく、木性のだろうか。
 とにかく元気に生い茂っている。このアサガオは冬の寒さにも強く、以前この近くの幼稚園の園庭で12月の末に咲いているのを見たことがある。
 

2012年5月28日月曜日

2/28 串本古座高校のマーク

KとKの波

 今日は就職支援で高校に出勤した。基本的には、企業訪問を実施しない限りは学校にいる。今日から両校舎とも面接指導に入った。具体的に模擬面接に入る前の心構えなどについてのガイダンスに終始したが。就職支援相談員の一日は、基本的には午前中は本当に暇だ。今日から昼休みと放課後、生徒と面談をしたので、仕事をしたという充実感を味わえた。
 大都市圏であれば、進学するにしても自宅から通えば学費だけで済む。それに引き替え、地方の生徒の場合はアパートを借りたりするので親の負担が増大する。
 生徒本人は進学したいと思っていても親の反対(無理だと言われる)で進路変更する生徒の多さに驚く。そういう生徒の場合は、まだ職種も未決定だ。これからが正念場となる。
 串本古座高校の校章だが、校門を入ったところにモニュメントが建っていた。串本の「k」と古座の「k」を組み合わせたものらしい。その二つのkが合わさって波のような図柄になっている。
 合併したことにより、すべてのことが変化しているのだろう。校歌も「浜木綿の花咲くところ~」ではないから寂しいかぎりだ。


テッポウユリの匂い

 以前にテッポウユリの匂いがあまり好きじゃない、と言う話をした。そのテッポウユリが庭で満開になってきた。昼間はそれほど感じないが、深夜になって寝る前などは風も止むのも手伝って、匂いが充満する。この匂いが好きだったら至福の時なんだろうけれど・・・
 



田舎でも?田舎だから?

 畑に向かう途中での話題。道のすぐ下が大きな竹藪になっている場所がある。以前から不法投棄の温床になっていた。町に通報した人がいたらしく、役場の人が来て竹で柵を作っていった。
 こんな田舎でも不法投棄があるのかと驚いたが、これは田舎だからなのかね。
 分からなければ何をしても良いという風潮は困るね。








2012年5月27日日曜日

5/27 久しぶりの日の出

随分東から出ている

冬にはもっと右の海上からだった
正月のころ、何日かずっと日の出を追っていたことがある。その後は寒いのと眠いのと、雲がかかっていることなどから行かなくなった。珍しく早起きしたので、約半年ぶりに日の出を見に行った。今は日の出は4時50分ぐらいなのに、見に行ったのが5時10分ごろだったから、もうだいぶ上っていた。正月のころは7時が日の出だったから2時間以上早くなっているということだ。
 今日、日の出を見て驚いたのは、太陽が出てくる位置だ。正月のころは、海上から出てくるのに、今日は、随分左側(東側)に寄り、大島の山の上から出ていた。南中はより高い所を通り、日の入りは、より西側に沈む。移動する距離が長いから、昼間の時間が長いということが理解できる。
 もうすぐ夏至だから、昼間の時間が最大になるのだ。


運動会

 いっちゃんの書道の生徒の一人が通う「潮岬小学校」では、今日運動会が開かれた。この辺の地域では「串本小学校」が最大の学校だったのだが、津波の報道から海抜の低い串本小学校を避け、高台に位置する潮岬小学校の児童が増加しているという。潮岬は台地になっていて、高い所は90mほど、低い場所でも50mはある。 新しい住宅も、この地域では目に付く。時ならぬ建築ブームの感がある。
 見学していて思ったことは、どの子どもも運動会に前向きだ。太っていると運動が苦手で、走るのも嫌々というのを随分見てきたが、ここでは全然違う。どの子も一生懸命走る。しかも走って転ぶ子が一人もいなかったのにも驚いた。なんだか正しい運動会を見たような気がした。


本州最南端の灯台

 小学校にはロードバイクで行った。車で行くと、駐車するスペースがないと思ったからだが、その目論見は正しかった。駐車場じたいが広くないから、すぐに満車になった。ちょっと離れた中学校も臨時の駐車場になっていたが、歩くと遠い。
 自転車だとフットワークも軽い。徒競走を見た後で、小学校を後にして岬の突端まで行くことにした。潮岬灯台に行くことにした。車で行くと、灯台を見るのに駐車場代がかかるので、しゃくに触るから行かなかったのたが、今日は自転車ということで覗きに行った。
 海上35キロまで光が届くらしい。



潮岬灯台
潮岬灯台(しおのみさきとうだい)は、紀伊半島南端の和歌山県東牟婁郡串本町にある太平洋に突き出た潮岬に建つ白亜の灯台である。
この灯台は明治初期の江戸条約によって建設された8基の洋式灯台(条約灯台)の一つで、歴史的・文化的価値が高いAランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている。
参観灯台として資料展示室を併設し常時公開されており、本州最南端に位置する灯台から望む太平洋の風景は地球の丸みを感じることができる壮大なものである。
周辺一帯は南紀の景勝地で、吉野熊野国立公園に指定されている。


あじさい

 梅雨の季節が近づいているのだろう。道路脇に植えられたアジサイが色をつけ始めた。ここには数種類のアジサイが植えられている。まだ色がついてないのも多い。これから次々に咲いて、目を楽しませてくれるだろう。

2012年5月26日土曜日

5/26 二人の手仕事

廃物利用
制作途中
今年の春先に岡山の友達から牡蠣を送ってもったことは以前記事にした。その一斗缶をそのままにしてあった。先日、いっちゃんに、その一斗缶で塵取りを作ってほしいと要望されていた。
 今日は暇があった(いつも結構暇だが)し、やる気が起きたので取り掛かった。
 作りたい形のラインに線をいれ、金切りばさみで切っていく。思ったよりも一斗缶が厚く、スムーズには切れない。それでも何とか形通りに切れた。切った部分を内側に折り曲げて完成だ。
 金色なので、なかなか豪華な感じがする。廃物利用にしては実用性もあっていいと思うよ。


デンマーク刺繍

 川越に住んでいる時に、刺繍の先生の教室で刺していたものらしい。途中で止まっていたのだが、ここにきて完成させた。デンマーク刺繍というのだそうだ。いろいろな刺繍があってよく分からないけれど。アウトラインステッチで挿してあるんだとか。新居に飾るとおしゃれかな。






浜で見かけた

 テングサ採りに海には行っているが、ブラブラと散歩したのは久しぶりだ。しばらく見ないうちに景色が随分変化していた。春から夏への衣替えのようだ。砂浜に生えている「ハマゴウ」も緑がきれいだ。真夏になると、フジ色の花を咲かせるので、また違った景色になるのかな。海の色も夏近しを思わせる。水はまだ冷たくてウェットスーツを着ていても寒い。

2012年5月25日金曜日

5/25 金環アート

nagiの天井には

 串本古座高校の就職支援相談員やらテングサ採りやらで、久しぶりのnagiだ。入って天上のアートが目に留まった。1メートルほどの布に感光させて作った作品だ。
天井にポッカリと

 串本に在住の、現代美術作家の林さんという方が、串本町の自宅で金環日食の太陽光を使って「空に開いた希望への窓」をテーマにした作った作品だ。リングはどんな困難な状況でも必ずある出口を表し、上を向いて歩こうという意味を込めているのだそうだ。トレーシングペーパーの中心を丸くくり抜いて周りに絵を描き、木の枝葉と一緒に感光液を染み込ませた布の上に置き、日光で焼き付けたものだ。子どもの頃、日光写真というのが流行ったことを思いだした。
 27日まで、ここに展示されているのだそうだ。


nagiのテーブルの上

 テーブルの上にはいつもかわいい花が飾られている。今日のは黄色のまんまるの花が3本。いつもは撮らないのだが、今日は心が動いた。
 いい感じに撮れたので載せました。











ダンゴムシの交尾?

 庭にゴーヤを植えようと思い、植えようとする場所を片付けていたらダンゴムシがいっぱい住んでいた。その中で、3匹が体を寄せ合っている。
 下にいるのが、体の中央に・・・がみえるからメスだ。その上にいる2匹はオスだ。ダンゴムシはたくさん見るけれど、こんな形でいるのは初めてだ。
 恰好からして交尾ではないかと思う。交尾は本能だから、そのスイッチが入ったら、周りのことは気にならない、とファーブル昆虫記の中にある。だからよほどのことがない限り逃げたりしない。
 邪魔をしてはいけないから、そっとシャッターを押した。


庭のテッポウユリが咲いた

 百合は好きだが、どうもこのテッポウユリは好きになれない。理由は以前にも書いたが、匂いのせいだ。
 昨年は、この時期庭の大半をテッポウユリが占めていた。冬前にその多くを掘り起こして花畑の方に移植した。そのため、今年はそれほど多くないが咲き始めた。

2012年5月24日木曜日

5/24 2回目のテングサ採り

今日は疲れた

左、深い所。右、浅い所の1株
19日の口開け以来、久しぶりの海だ。口開けの時は大潮だったが、今日は中潮になっているので、前回ほどは潮が引かない。おまけに今日の干潮時間は午後1時20分と遅い。10時から採っていいのだが、その頃はまだ全然引いてない。
採った後も大変だ
 早い昼飯を食べて行こうと思っていたが、結局出発したのが昼を過ぎてしまった。口開けと違い、採りの越した所を探しながら潜っていく。
 沖にプロの船が停まって潜っていた。漁師が潜っている所はどんなだろうと思い、行ってみた。今日はテングサを入れる袋に3メートルほどのロープの先に錘を付けてアンカーにしていた。最初潜っていたいた所は2メートルぐらいだったから錘が海中に着いてアンカーの役割をしていたのだが、漁師の所は錘が海中に浮き、まだ1~2メートルはありそうだった。
 ためしに潜ってみた。やっぱりプロが潜っているだけのことはある。1株が全然違う。1回潜って上がってくると両手にドッサリという感じになる。
 でも体力が必要だ。途中で疲れたのでやめた。大きな株を抜くときは快感だけれど・・・入る時間が遅かったので1回だけで終了した。実労働は1時間半ぐらいだったが、10キロぐらいは採れたかな。


ジャガイモを掘ってみた

1本のジャガイモの株が枯れかかったきたので、地中はどんなものだろうかと掘ってみた。元気がない株だったから、予想通り実の付きは良くなかった。
 でも、種イモから5つできたのだから頑張ったということか。そのうちの2つは超ミニだったけれど。






川越のバラ

 昨日、川越の自宅に住んでいる子どもから写メが届いた。「家のバラが咲きました」という内容だった。
 大きいピンクの方が「コンスタンスプライ」。大輪で強いミルラの香りが特徴だ。元気なバラでシュートが良く伸び、そこから次々に花を咲かせる。今年、和歌山に移そうと思ったが時期を逸した。冬に上京して、シュートを思い切り切り込めば運んでこれるのではないだろうか。
 濃いピンクの方は「アンジェラ」という。中輪でフロリバンダ系だから、枝分かれをしてたくさんの花をつける。
 日当たりがそれほど良くないのに両方のバラともによく咲いてくれる。

2012年5月23日水曜日

5/23 蛍を見に 祝200回

見て、見て~

手の上に載せてみた
光の軌跡
 自宅から1キロぐらいのところに小川がある。小学生の頃は、この時期になると蛍を見にいったことを思い出す。先日、この川のそばに住むEさんから「今年は少ないけれど、蛍が飛び始めたよ」という情報をもらった。一昨年、昨年と近所の子供たちが『ほたるの墓』を意識したのか、蛍を大量に踏みつぶしたらしい。それが影響したのか、カワニナが少なくなったのかわからないが、今年は極端に少ないのだという。
 自然の蛍を見るのは50年ぶりぐらいになるだろうか。半信半疑で待つこと20分ぐらい。あたりが暗くなり始めた7時30分ごろからポツリ、ポツリと光り始めた。写真を撮ろうと近寄ると警戒して光が消えたり弱くなったりする。そのうち、あちらこちらで飛び始めた。幻想的な景色だ。20~30匹でも痺れるのに、200~300匹も乱舞する光景を想像するとたまらないね。数年後には、またそういうシーンに出会えるのだろうか。



栴檀(せんだん)の木

何かが住んでいそう
 「栴檀は双葉より芳し」という言葉のある「栴檀」の木。でも、諺の栴檀は「白檀」のことらしい。栴檀は微香はするが、白檀のようには匂わない。この地方ではよく見かけることができる。成長が早く、大木になる。実はオリーブに似た大きさと形だ。
 今建築中の土地にも3本生えている。植えたものではなく、勝手に生えてきたものらしい。
 その栴檀の大木が、串本古座高校古座校舎の庭に生えている。幹の周りは相当太い。古座校舎のシンボル的な存在だ。よく見ると、幹の真ん中に穴が開いていた。なんとも不思議な光景だ。

*昨年10月から始めて、途中何回かお休みにしたが、自宅にいる限りはブログを更新してきた。
内容の良し悪しには目につぶって、飽きずによく続いたものだ。

2012年5月22日火曜日

5/22 時ならぬ大風

よく吹く

 昨日からの大風が止まない。海も台風並みの時化となっている。5月19日にテングサの口開けをしたが、その後の悪天候で、海に出た人は多くて2日しかない。この荒れ方では、海に潜れた(命の保証はできないくらい)としても、濁っているので海底のテングサは探せないだろう。
 そのようなことを勘案したのか、テングサの漁期を5月26日から31日に延長しますという放送があった。それを生活の糧にしている人にとっては重大なことだからね。
 この分では、明日も波はおさまらないかもしれない。天候が回復すれば、もう一度ぐらいはテングサ採りにいきたいと思っている。


オバサンからの苗

 先日はオバサンからナスの苗をいただいたが、今日はトマトを5本とオクラを3本持って来てくれた。今年は、家の裏の畑は家庭菜園として充実してきた。なんだか他力本願の感があるけれど。
 ミニトマトの苗が一番大きくなり、立派な実をつけている。後は赤くなれば収穫だ。
 草取りも真面目にしているから、今のところいい感じの畑になっている。




葉切り蜂の仕業

画像をクリックするとウィンドウを閉じます 庭のバラの葉っぱを見ると、多くが丸く切り取られている。蜂らしい虫が飛んできて、素早く丸く切り取って飛び去ってしまう。
 なんという蜂だろうと調べてみた。バラハキリバチという蜂らしい。
 それにしても芸術的な切り方だよ。

2012年5月21日月曜日

5/21 見えた? 見えた!

予想が外れて良かった

 昨日の予報では曇り空。可能性は低いということだった。日本国内で見られる金環日食は、実に932年ぶりだという。一生に一度の出来事だから見たいという皆の思いが強かったのか。朝起きてみると、うっすらと晴れている。これは可能性があるかもと期待が膨らむ。
 風が強く、低い雲が次から次に流れていく。その上空にも雲がある。昨日買ったサングラスをかけて見ると、見える見える。真っ赤なリングができていた。晴天ではなかったから、カメラのシャッターチャンスは多くない。雲と雲の切れ間の一瞬を撮ったのがこれ。正円には撮れなかったが、まあ上出来の部類、かな。


初出勤
面接指導
 串本古座高校への初出勤。名刺を渡されたが、「就職支援指導員」という肩書が付いていた。せっかく出勤したが、あいにく進路部長が大阪へ出張していたので会えず。そのため今日の仕事は殆どなくて、時間を持て余してしまった。
 串本古座高校は、数年前に串本高校と古座高校が合併したが、基本的なことは別々に行っているから、名前は統一したが二つの学校が存在している。
 古座校舎の方は、午後から進路ガイダンスをしているとのことだったので見学に行った。こちらのキャンパスは3年生が51名しかいない。びっくりするぐらいの少なさだ。

海は大荒れ

  朝から強風が吹いていたが、それの影響からか波も高くなってきた。昼過ぎに、串本高校から古座高校に移動の道は海岸線を走るので、自然と波が目に入る。
サーフィンをしている人たちを見かけた。引き波が強いので、沖に流されたら危険だね。ウインドサーフィンも見かけたが、こちらは強風で猛烈なスピートで走っていた。

2012年5月20日日曜日

5/20 金環日食 fever

明日の天気が気になる

今日は朝のうちは曇っていたが、昼過ぎから雨が降り始めた。明日の予報も曇り。今日のうちに明日の分の雲も消費してくれないかな。
 昨日紹介した串本駅の大きなテルテル坊主。通りかかったので、せっかくだから撮っておいた。かなりのデカさだ。あまりに大きいとかわいげがない。体の部分にはさまざまなメッセージが書かれていた。
 それから、今日は県外ナンバーの車を多数見た。盆と正月には見慣れているが、この場合は関西圏が大半だ。それに引き替え、今回はいろんな地名があるからおもしろい。やはりPRの効果は大きいらしい。


望楼の芝にも

 潮岬の突端には「望楼の芝」があり、ここからは太平洋が一望できる絶景ポイントだ。そこの中にキャンプ場がある。ここにも他県ナンバーの車と多くのテントが建てられていた。
 明日の朝の何分かのために、丸一日もここでじっとしているのは大変ご苦労なことだ。晴れれば、それまでの苦労が報われるが、曇りや雨だとかわいそうだな。



日食用サングラス

 いろいろな所で「日食用サングラス」が売られている。今の状況では日食を見るのは困難だと思うけれど、もしもということがある。その時に「しまった」ということのないように、買った。300円だった。まあ見えなくても記念ということで。


キャンペーン

 今日久しぶりにnagiにお茶をしに行った。すると店の奥さんが、「こんなキャンペーンをしてます。ご存知ですか。」とチラシを持って来てくれた。昨日から明日までの3日間限定だが、このチラシの裏側に加盟店が乗っており、そこで「金柑グッズ」の買い物をするとスタンプを押してくれ、4つで応募できる。ホテルの宿泊券などが当たるというスタンプラリーになっていた。
 地元の人よりも県外の人の方が周知しているとのこと。明日までにあと3つは無理だね。でも、協賛店の中に「水門まつり」があった。キャンペーンのことを伝えると、「鯛餃子」(500円)がサービスで出ると書いてあったので、夕食はここに行った。ここに行くと必ず注文するけれど、サービスで食べられるのはラッキーだ。


今日の花

 現在新築中の庭に移植しておいたバラ。先日、川越から持ってきた「ロココ」だ。数年前、佐久に行った時、途中のバラ園で購入したものだ。買ったままの鉢で置いてあったから、それほど成長していない。今年はやっと一輪だけ花を付けた。地植えにしたので来年からは期待できる、かな。

2012年5月19日土曜日

5/19 テングサの口開け

テングサ採り

遅れて参戦
 今日はテングサの口開けの日だ。テングサはトコロテンの材料だ。朝7時に「予定通り口を開けます」という放送があった。今日の干潮は午前11時だから午前中は潮が引いて採りやすい。
 いっちゃんは、書道教室のため参加できず、後でお昼ご飯を作って持って来てくれた。10時、一斉にテングサを採りはじめた。思ったより水温が低く、5ミリのウェットスーツを着ていても寒さを感じる。ただ今年は頭を覆うキャップを買ったので、ずいぶん違ったけれど。それでも1時間以上水中にいると、寒さのためか震えがきたので、頃合いだと思い陸にあがった。
 泳ぎながら潜るのであれば5キロの重りで充分だが、背丈までの所での作業では軽すぎて思うように動けなかったのが残念だった。昨年もそんなことを反省していたのに、1年経つと忘れてしまう。

取り込む前
 陸にあがって暖をとりながら、採ったテングサを干し、休憩の後2回目に向かった。今度は少し深い所を潜ったので、5キロの重りで快適になった。潜らなければいけないので体力を使うが、長くて質の良いテングサが生えている。質が良くても悪くても出荷する時には同じなんだけど・・・
 昔は、磯に生えるテングサは六分(ろくぶ)といい、深い所のものは本草(十分)といって値段が違っていたのだが、今は同じ。見た目は全然違うんだけどね。ただ深い所のものは一株が長くてよく茂っているから収穫量は格段に増えるという利点はある。
 昨年は2日通って30キロの収穫があったのだが、今年はどうしようかな。去年は二人で採ったけれど、今年は殆ど一人だから少ないかな~。明日もいっちゃんはコーラスで一日出かけるし。
 聞いた情報だと、去年最高に採った人は400キロだったらしい。漁期は1週間しかないのに、どんな採り方をするのだろうかと不思議に思う。


金環と金柑

 5月21日の金環日食は、串本がちょうど中心を通るということだ。町ではいろいろと催し物を計画したりしている。
 町のいたるところで、こんな幟旗が立っている。
 また、串本町の特産品に「金柑」がある。金柑でできたジャムやマーマレード、お菓子などなど。
 金環と金柑を掛けた形でPRしているみたいだね。当日の天気予報は曇りとなっている。金環日食となる午前7時30分ごろだけでも晴れてくれないかな~。そういえは、串本駅に大きなテルテル坊主が釣るされたとテレビで放映されていた。


2012年5月18日金曜日

5/18 薔薇を見に

立派なバラ園があった

串本できれいなバラを見ることはあまりない。あまりにも風が強いからか、潮風だからか。いずれにしても見かけないので、和歌山ではバラは育てにくいんだと思っていた。
アイスバーグ
 先日、新聞の地域版で見つけたのが白浜町のバラ園だ。今日さっそく行ってきた。広大な敷地を持つ「平草原(へいそうげん)公園」内に2000平方メートルのバラ園があった。白の「アイスバーグ」やピンクの「ウララ」、黄、オレンジ、赤、など、約70種、約2800株が植えられている。肥料や日当たりが良いせいか、どの花も実に大きくて見事だった。バラの他にも、桜、アジサイやスイレンなど季節ごとに楽しめるようになっている。入園料が無料というのも嬉しい。
 16日から「バラフェスティバル」が始まったのだが、見ごろはもう少し前だったのかもしれない。盛りをやや過ぎたかな?というところだった。
大きさ15センチ以上
 この平草原は旧白浜空港に隣接する土地と滑走路脇を利用して作られている。昨年までは、滑走路脇のバラ園も管理されていたようだが、今年の3月末で閉鎖したとの看板があった。クサリで仕切りをされているのだが近いので見える。花はしっかりと咲いているが、人の手が入っていないせいで雑草も伸び放題になっている。あのバラたちはどうするのだろうか。2000株以上はあると思われる。枯らしてしまってはもったいないよね。白浜の観光課に問い合わせしてみようかなあ。
昼を食べたレストラン
 
 
 もう一つ残念だったのは、それぞれの花の名前を書いてくれていないことだ。プレートがあるのも文字が見えなくなっていた。
円月島
 自宅からは約90分。ちょっと遠いけれど見に行く価値は十分にあった。花を見に来る客が少ないのでユッタリと見ることができたのも良かった。
 白浜まで来たので、「円月島」を見てから帰路についた。