昨年帰郷して最初の出来事は、伯父さんの死去だった。帰ってくるのを待っていてくれたかのように、1週間の後に87歳の生涯を終えた。引っ越しの荷物は4月下旬に手配しており、その中に喪服も含まれていた。まさかこんなことになるとは思っていなかったので、大慌てだったことを思い出した。地元ではなかったが、93歳の伯母も同じ日に亡くなったから親戚中は大騒ぎをした。この二人は生まれた月日も同じだったということで、奇妙な縁を感じたものだった。
告別式では、本来は喪主が挨拶をするのだが、喪主である従兄弟から「やってくれ」と頼まれて、挨拶をした。そのことで、帰郷したことを皆にに認知してもらったような気がする。
藤の花が満開だ
お墓に行く途中の家の庭で見かけた。藤の花が満開になっている。桜が終われば、藤の花も見ごろを迎えるということか。
昨年まで荒川のサイクリングロードを走っているとよく見かけたのだが、こちらではあまり見かけなかった。初めてかもしれない。
それにしても見事な咲きぶりだ。
裏の畑に上がる階段
昨年自力で作り直した階段だが、脇に水仙やチューリップなどを植えていた。その花たちがポツポツと咲くのだが、先日紹介したタツナミソウには負ける。自然の力というのか、ここの土地に合わせて生きている力強さを感じる。
一輪はとても小さいけれど、群生すると立派に見える。雑草として引き抜いてしまうのはもったいないので、この面はタツナミソウを残すことにした。遊漁料
支払い忘れていた「遊漁料」を支払った。町内では、地区ごとに遊漁料の金額が違うらしい。出雲では、年間3000円、個人ではなく各戸ごとだ。釣りのように1日券というのはなく、また、そこに在住していないと権利はなく、採ることは許されない。
これを支払えば、貝、テングサ、フノリ、ヒジキなど海産物を採って出荷することができる。ただ、漁期が決まっており、口開けの日が定められている。これで大手を振って採ることができる。
昨年はテングサだけ出荷した。二日間テングサ採りをして、3万円強を得た。ただ採ったあと干したりするのが手間なんだけど。
いよいよ4月19日がヒジキの口開けだ。ここのところ気温が上がっているので、潮水に浸かっても大したことはないだろう。基本的にヒジキは磯からなので、海に入ることはないのだが。
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