2011年12月27日火曜日

12/27 冬の風物詩 その2

橋杭岩と防砂ネット

 橋杭岩のそばに、「橋杭海水浴場」がある。細かな白い砂がきれいなビーチだ。冬場は風が強く吹くので、その砂の移動を防ぐために、10メートル間隔で防砂ネットが張られていた。 
 先日ローカルテレビで、近くの橋杭小学校の生徒たちがネットを張っている映像が流れていたのを見たが、これだったのだ。
 こんなネットを張るだけで砂を防御できるとは、なかなか考えたものだ。



アコウの木

 上の写真を撮っていたら、そばにこの木があった。枝に直接実がついており、少し気味が悪い。見ると、枝には実がギッシリ。小さなイチジクみたいな形の実だ。
 家に帰って調べてみると「アコウ」というらしい。

アコウ(榕、赤榕、赤秀、雀榕、学名Ficus superba (Miq.) Miq. var. japonica Miq.)は、クワ科の半常緑高木。樹高は約10 - 20m。樹皮はきめ細かい。幹は分岐が多く、枝や幹から多数の気根を垂らし、露頭などに張り付く。新芽は成長につれ色が赤などに変化し美しい。葉は互生し、やや細長い楕円形でなめらかでつやはあまりなく、やや大ぶりで約10 - 15cm程である。年に数回、新芽を出す前に短期間落葉する。ただし、その時期は一定ではなく、同じ個体でも枝ごとに時期が異なる場合もある。
5月頃、イチジクに似た形状の小型の隠頭花序を、幹や枝から直接出た短い柄に付ける(幹生花)。果実は熟すと食用になる。
アコウの種子鳥類によって散布されるが、その種子がアカギヤシなどの樹木の上に運ばれ発芽して着生し、成長すると気根で親樹を覆い尽くし、枯らしてしまうこともある。そのため絞め殺しの木とも呼ばれる。これは樹高の高い熱帯雨林などで素早くの当たる環境(樹冠)を獲得するための特性である。琉球諸島では、他の植物が生育しにくい石灰岩地の岩場や露頭に、気根を利用して着生し生育している。


正月の準備

 クリスマスが終わったら次は正月の準備だ。玄関と床の間をそれ風に変えてみた。今回の作品は、いっちゃんのもの。なかなか力強い。串本の海からの風だ!





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