2011年12月23日金曜日

12/23 冬の風物詩

さんま売ってますの幟(のぼり)

 冬になると、サンマが南下して、この時期になると大量に水揚げされる。浜に行くと、それを丸干しにして吊るしてある。ところが一昨年あたりから不良で、ほとんど水揚げされない。
 秋、北海道にいる頃は脂が乗っていて、「目黒のさんま」のように生を炭火焼がおいしい。ところが、この時期に串本あたりで水揚げされるサンマは、脂が抜けており、丸干しが旨い。アルコールとよく合う。これさえあればビールがすすむ。
 それが、今日浜を見たらサンマ売ってますの「幟」がはためいている。さっそく買ったよ。


水平線上の船

 浜に行った時に、沖を眺めていた。沖を船がよく航行するのだが、よく見ると、船が空に浮かんで見える。水蒸気などの影響だろうか。蜃気楼の一種かな。
 それから、もう一つ。今日、波は静かなのだが、水平線を見ると、三角の波が連続しているように見える。
 いろいろとおもしろいことが見えてくる。




透明度が増した

 串本の海はいつでも澄んでいて透明度が高い。特に水温が下がる冬は夏場の海にくらべると透明度が増す。海中を覗いてみると、底までクリア。青い魚(コバルトスズメだと思うが)が群れている。
 コバルトスズメのような熱帯性の魚は、夏場、黒潮に乗って運ばれてくるが冬場水温が下がると死んでしまい(死滅回遊魚というのだそうな)翌年の夏を迎えることはなかった。それが温暖化の影響か、冬越しができるようになり、一年中見ることができるようになった。
 そういえばサンゴの類も昔より増えているみたい。近い将来、串本は沖縄のようになっているかもしれない。ホント冗談じゃなくて。ダイビングをする者にとって朗報だが、生態系上いいのかね?

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