教室に入ると、複式学級なので、2学年ずつの取り組みがされている。これも、最初参観に行った時には驚いたが、慣れてくると、こんなものかと思えてくるから不思議だ。人数が少ないとはいえ、担任の先生は同時に2学年の授業を展開するのだから恐れ入る。
参観の途中で、他の教室を覗いてみた。昨年の11月に行った日光写真の作品が展示してあった。それぞれの布に映し出された人型は、児童が布の上に寝転がって写し取ったものだ。躍動感があって楽しい作品になっていると思った。人数分(24枚)の布が一堂に収められているので、なかなか壮観だった。
その後、北山先生の「タバコ」についての講演会があった。対象は5.6年生。それと保護者、近隣の先生が数名。元小学校の校長先生をされていたとかで、子どもたちの興味を上手に引き出して、よい講演会だった。その先生の話の中で、なるほどと思ったこと。それは、「たばこを吸うのは子どもです」ということ。15~18歳ぐらいの大人の真似をしたい年頃が強く興味を示し、成人になるまでタバコに手を出さなかった人は、もう興味がなくなるので吸わないと。そこで吸ってしまえば、ニコチンの魔力で止めるのが大変で、止めたくてもズルズルと続いてしまう。なるほどと思った。
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