2014年2月12日水曜日

2-12 認知 笑劇団の発表会

認知症予防教室

袈裟を脱いで岩を投げている
いっちゃん作、空海!
 昨年の11月から、いっちゃんは「認知症予防教室」に顔を出していた。町の主催行事で、本来は65歳以上の方が対象なのだが、参加希望者が少なかったので、いいでしょうということで受講した。12週間(3か月)のプログラムで、毎日数字の計算などの色々な課題があり、それをこなしていた。毎日の時間はそれほど多くはないけれど、休まずに続けるというのが大変だ。一人では難しいかもしれないが仲間と一緒という意識があるのが良かったようだ。


まず、黒子の衣装でご挨拶
上演中
 その中で、グループになって何かを発表するという課題があり、それを最後に発表するというもの。いっちゃんたちのグループは人形劇をすることにした。脚本を作り、台本を考えたり、人形を作ったり、と結構充実した時間を過ごしていた。今日が、その予防教室の終了の日。この日に備えてグループの人たちは定期的に集まって練習をしていたのだが、昨日、ビデオ撮りも兼ねて練習を見させてもらった。(今日の本番は学校があって出られないので)
 
弘法大師が立てたと言われる橋杭岩
 出し物は、串本町の橋杭岩にまつわる空海と天邪鬼の劇だ。串本の方言でしゃべるというのがミソ。なかなか面白い劇に仕上がっていた。出演者は、くじ引きで、空海がいっちゃん、天邪鬼のあっちゃん、元島、はさみ岩、弁天島、一の島役の掛け合いのアドリブがオモシロい。みんな芸達者だ。今日の本番では見ている方から大いに受けたらしい。
 今後、何かの機会に「認知 笑劇団」という興行が見られるかも。それにしても、黒子の衣装から大道具、小道具、全てみんなで拵える。その器用さとパワーに脱帽だ。すばらしい!この人たちは認知症には絶対ならないね!!!
*実際の景色を見て、元島、はさみ岩、弁天島、一の島がどれだかわかるようになった!



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