2013年8月20日火曜日

8-20 津波に備えて 

堤防の整備

 
近い将来起きるとされる大地震と、それに伴う大津波に備えて海岸の堤防の補強工事をしている。串本までの海岸沿いを走る周遊道路の堤防には、何か所か浜に降りるための切れ込みがある。この切れ込みの部分を塞ぐ工事をしている。今までは道路からそのまま下に降りるように出来ていたのだが、今回の工事で、切れ込みを塞いだ後に、階段をつけて堤防に上ってから降りるようになった。これだけの工事が役に立つのだろうか。想定される最大のものが押し寄せればひとたまりもないと思うのだが・・・


境界線

 
 町内であっても地区ごとに境界線がある。例えば、串本、潮岬、出雲というような地域だ。そして、それぞれの地区により慣習や祭りの日程、海の口開けの日程などが異なる。
 この画像に写っている島の先端にあるコンクリートの標柱は、出雲と串本の境の標識だ。潮岬と出雲の境界の磯にもこういうものがあるのだろう。この標識は、「水門まつり」という寿司屋の二階からは良く見える。もしかしたら、串本の住民の多くは、浅海(せんかい)の大島までの堤防が境界線で、湾内は全て串本のものだと思っている人は多いかもしれないなあ。

1 件のコメント:

  1. Kです。
    串本側は殆んど埋め立ててしまっているので、東側の磯場で串本の縄張りは橋杭だけという事ですか。
    ちょっと寂しいね。

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