今日も朝から抜けるような青い空だ。同じ青でも夏空とは違う。やっぱり湿度のせいだろうか。空が高く感じられる。この時期になると、川越の入間川沿いのサイクリングロードを走っていると、彼岸花がたくさん咲いている場所があったのだが、こちらに帰ってからは見かけなくなっていた。それが、今日たまたま見つけた。国道沿いに一叢だけだったが、赤がよく目立った。
彼岸花を見ると、木下利玄(きのしたりげん)のこの歌を思い出す。曼珠沙華 一むら燃えて 秋陽つよし そこ過ぎてゐる しづかなる径
秋の彼岸の頃に咲くので「彼岸花」と名付けられた。別名の曼珠沙華は法華経などの仏典に由来するとのことだ。今日咲いていたの、秋の日差しが強い中、元気に咲いていた。
カマキリ
秋の代表選手、かな。自宅の玄関の前で鎌をもたげていた。なかなか立派なサイズだ。腹が膨れておらず、スマートだからオスかな ?カマキリのオスは大変だ。交尾をするのも命がけで、下手をすると交尾の前や最中にメスの餌になってしまうケースがあるらしい。交尾をしながら頭をかじられている映像を見たことがあるけれど、本能のなせる業とはいえ、スゴイと思った。メスからしてみれば、産卵を控え格好のタンパク源だから、当たり前のことなんだろう。でも、自然の摂理には恐れ入る。
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