最近、お盆も普段の日と変わらなくなってきている。子どもの頃、お盆の間は海に入ると足を引っ張られるから行ってはいけないと親に言われたものだ。ところが、近ごろはお盆の期間の方が泳ぎに来ている。地元の子どもではなく、休暇を利用した県外ナンバーだ。しかも迷惑なのは、遊んだあとゴミを置いて帰る行楽客が多い。自分たちが良ければそれでいいということか。
ボヤキはさておき、今日が「お盆の入り」だ。先祖を迎える準備がある。芋やキュウリなどの野菜のお供えを拵えたり、先祖が海の彼方(西方浄土?)から道に迷わないように燃やす「迎え火」用の松明を作ったりと、何だか忙しい。海に面した地方の多くはそうだと思うが、先祖は海からやって来て、海に帰っていく。お盆に海に入らないのも、そのあたりの考え方なのだろうか。その迎え火や送り火の行事だが、昔は辺りが暗くなり始めてから燃やされていたのだが、年々早くなり、今年も早い家は午後2時ぐらいには燃やしていた。こんな時間では火を燃やさなくても十二分に明るいけれど。理由として、松明を焚きにくる多くは老人だ。暗くなって燃やしに来ると、自分の足元が危ないからということかな。
久々の魚釣り
子どもたちの釣果 |
子どもたちはよく粘り、ご覧のような釣果。小さいけれど石鯛の子どもだ。幼名は「三番叟(さんばそう)」という。最近は、魚の捌きはこちらの仕事になってしまった。調理したのを、いっちゃんが油で揚げて出来上がり。酒のつまみには良いと思うよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿