シャワーのよう
7月に入って蝉が鳴きだしたなあと感じていたら、そんな感慨も吹っ飛ぶほどになった。あちらでもこちらでも、とにかく喧しく鳴いている。この辺りの蝉と言えば「クマゼミ」。図体も大きいが、声も大きい。「ジャンジャン」というような、とにかく暑苦しい鳴き声だ。蝉時雨というやつか。
その抜け殻もよく見かける。実家の小さな庭だけでも多くの抜け殻を見ることができる。毎年、たくさんの蝉が卵を産み付けにくるから毎年同じような光景が繰り返されるのだろう。
自宅の庭に結構大きくなった栴檀の木がある。この木にはよく蝉が来て、元気に鳴いている。警戒心が薄いのか、何もしないと思っているのか、近くに寄って行っても逃げず、平気で鳴いている。
昔、自分が子どもだった頃、蝉を採ったり、トンボを採って虫籠に入れて遊んだが、最近の子どもはそういう遊びをしなくなったのかもしれない。蝉採りをしている子どもを見かけたことがない。そんな訳で、セミたちに警戒心がなくなってきたのだろうか。
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