初めて潜る海
今まで貝(ナガレコ)を採るといえば「スガの浜」だった。昨日は「宮の背戸」という所に行く予定にしていたのだが、曇り空で今にも雨が降り出しそうな雲行きだったから行くのを止めた。それで今日は、Eさんがの「シャビの浦」へ行こうという誘いにのって出かけた。この海は生まれて初めて潜るところだ。この辺の言葉で、「シャビ」というのは「サビ(錆)」=「サンゴ」のことだ。初めて潜ってみて、まず透明度が高く、サンゴが至る所にあることに驚いた。青空のお蔭で、海の中も明るくて、少し深い所もすぐ手が届きそうに思えるほど(ちょっと大げさかな)。でもそれぐらい透き通っている。いつも泳いでいる所でも十分に自慢できるキレイさだが、ここはその上をいく。民家から遠いので、人の立ち入りが絶対的に少ないというのも環境を守っている要因だろう。
今日は、貝を採りに来ているので、そちらにばかり気を取られる訳にはいかないが、今度ゆっくりとウォッチングに来たいと思った。
口開けから今日で海に入るのは4日目だ。口開け以降は、口開けの日ほどは採れないけれど、少しは収穫がある。今日も1.3㎏ほど採れた。昨年は口開けだけで満足したが、今年は口開けは昨年の半分ほどしか採れなかったけれど、4回行ったお蔭で昨年程度の収穫にはなった。
トコブシは今まで煮付けにしていたが、Eさんから、大きなトコブシはアワビのように生で薄造りにすると美味しいよと教わったので、夕食に試したが、本当に美味しかった。
小さなトコブシやアナガイは、夜の一杯のおツマミに最高だった。
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