2013年4月16日火曜日

4-16 白から薄緑に

対岸の景色

 

橋の左側の島が苗我島
3月末から対岸の大島は、ヤマザクラやオオシマザクラの花が咲き、白っぽく見えていた。そのサクラの花が散ると、新緑の薄緑色に変わった。特に、大島の手前にある「苗我(みょうが)島」は顕著だ。これからもう少し経過すると、全体が深い緑となる。
 海の色も、青空のせいで、きれいな青色をして、色の上では初夏を思わせる。水温はまだ低いけれど。それは先日のヒジキ採りの時に感じた。(厚手のウェットスーツを着ていたけれど、やっぱり冷たかったから)



ヒジキの後始末
 

カラカラに乾いた
 4月9日の口開けで採ったヒジキは、干すためのネットが無かったので隙間をあまり開けず、また厚めに干した。そのために乾きが遅く、翌日になっても乾ききらなかった。カラカラに乾燥させなくては出荷ができない。
 今日は朝から快晴だったので、これ幸いとばかりに未完成のヒジキを庭に干した。半日干したので水分が抜け、カラカラになった。お金儲けにはなるが、こういう地道な作業が結構大変なのだ。




2013年4月14日日曜日

4-14 道路に亀

案外俊足だ

 夕方から稲光がし、が雷鳴がし始めた。これはマズイと、パソコンの電源を抜いた。稲光と雷鳴は、この時間(11時過ぎ)になっても収まらない。少し前には戸を雹が盛大に叩いていた。全体的に小康状態になったので、パソコンも大丈夫だろうと電源を入れた。家の中に居れば安全だけれど、電気製品に被害が及ぶのは困るね。
 
閑話休題、昼過ぎに実家から自宅に戻る時、前方に不審な物体がある。見ると亀だ。丁度、中央の白線の辺りを横断している。通行量が少ないから轢かれなかったが、普通の道ならまずアウトだろう。こういう光景はなかなかお目にかかれないので、車を自宅に停めて、急いで100mほど戻って現場に行った。亀はと見ると、道路を横断して道端にいた。夜店で売られているのが大きくなったものだ。日本の亀ではなく、アカミミガメ、通称ミドリガメのようだ。甲羅の長さが20cmほどもある。この辺には水場はないのだが、どこに住んでいて、どこに行こうとしたのか。亀も命の危険を感じたのか、横断する時のスピードは結構速かった。前から撮ろうとしたら首をひっこめるので、後ろからのショットになった。色んなものが出てくるよ。
 
  *今日は、雷が危険なのでこの辺でおわります。

2013年4月13日土曜日

4-13 篆刻の講習会を見学

良い刺激を受けた!

 
 
 いっちゃんの書道友達のTさんから、彼女の篆刻の師匠である井谷先生が、年に二度、那智勝浦町へ講習に来ていると聞いていた。その方から、この土日に見えるとの連絡を受け、見学に行った。高校では生徒に篆刻の授業はしたが、専門的に習ったということが無いままに来ている。講習会はどういう形で行うのだろうという期待感もあった。会場に着くと、世話役の方が出迎えてくれ、アットホームな雰囲気だ。参加者は10名ほど。各々、原稿を作ったり、刻したり、或いは書作したり。年齢層は高校生から80歳ほどの高齢者まで。技量や経験にあわせての取り組みだった。この二日間は、朝から夕方まで続けるらしい。ちょっとした合宿という感じ。
 7.8年ほど前になるだろうか、いっちゃんの師匠を通して、井谷先生に印を注文した経緯がある。専門家の印は、この一つだけなので、ここぞという時には登場することになる。今回は、その仲間には加わらなかったけれど、60の手習いで本格的に習うのも良いかなと思った。良い刺激を受けて帰ってきた。


記念(?)に購入

 
 篆刻講習会の会場に書道用具店が来ていた。自身も先生のお弟子さんで、何年か前から出店依頼を受けて来ている。先生は関西で、書道用具店の方は名古屋からだという。商品を見ると見慣れないメーカーの墨が並べられている。奈良の墨屋で勝栄堂だ。大手の会社に吸収されたり、後継者がいなくて廃業する店が増えているのだが、この店も廃業するらしい。その為、商品の在庫一掃をしているとのことだ。手持ちの墨が150本を超えて、一生分はあるのに、買いたくなってしまうから病気だ。墨磨り機用にと思って大きめの墨を二本購入した。二本で12000円が5000円にしてくれた。その他、おまけに小さめの墨と便箋、高級墨汁まで付けてくれた。良い買い物をした。この店主、気前が良いのか商売っ気がないのか。いずれにしても恐縮してしまった。

2013年4月12日金曜日

4-12 久しぶりにノンビリ

またまた竹藪へ
 
ご覧のようなタケノコが
土の盛り上がりを削ってみると
今週は、月曜日の始業式に始まって、火曜日がヒジキの口開けで、その翌日と続けて海に行った。木曜日は米屋の仕事だから、久しぶりの無印の日だった。三日続けて力仕事をしたので、朝起きたら体中が強張っているようだ。動いているうちに馴染んできたけれど。一昨日竹藪に行った時にはタケノコが沢山出ていてビックリした。その日は、必要本数だけを掘ったのだが、そのままにする訳にはいかないので、再び出かけた。最初に出てくるタケノコは太いのが多く、徐々に細くなっている感じがする。やっぱり親だけのパワーの問題かもしれない。細いタケノコを竹に成長さしても仕方がないのだが、今日はそのままにして食べる為の竹を掘った。今日はノンビリする日だったのにと思いながら作業した。午後からはタイトル通り、行きつけの店でノンビリとコーヒータイム。
ヌカと一緒に



アシタバの畑? いいえ!

 
 実家の裏にはドコモのアンテナが建っている。先日、その周りを職員が草刈りしていた。ところが、この部分だけは刈らないで、きれいに残してある。そばを通りかかった時、たまたま職員がいたので、どうしたのかと尋ねた。すると、このアシタバを誰かが育てていると思って、との返答だった。このアシタバは勝手に生えてきて、年々株を増やしているのだ。ちょっと見ると、一列に並んでいて、本当に誰かが育てているように見える。他の雑草が刈られたので、アシタバには更に良い環境になった。葉っぱの下には、若い葉が次々に育っている。いっそのことアシタバ畑ということにしてしまおうかな。


2013年4月10日水曜日

4-10 二日続けて

アクセク→バテバテ
 
 
 
これはもう掘らない
直径20cm
  昨日のヒジキ狩りの後遺症で、体が重い。疲れているので、今日は行かないつもりでいたら、「今日も行きたい!」と言う。昨年だったら1日目で殆ど刈り取られていたのだが、今年はまだかなり残っている。それでは行こうかということになった。でも、その前に、竹藪が気になっているので、一人でタケノコを掘りに出かけた。案の定、タケノコではなくなったものが数多く出ている。中には、直径が20cmほどもある太い竹もあった。太い竹を残しておくと、来年度以降、その竹からは太いタケノコが出てくるはずだ。この時期は、毎日行って掘らないとダメらしい。今日も土から少し出ただけのものを選んで掘った。今回は、友達に送ってあげるためだから数多くは必要ないし、ヒジキ刈りのことも気になっているので短時間で切り上げた。その帰り道、タケノコと一緒に送ってあげようと、オバサンの畑に寄って、甘夏を米袋に一袋採ってから帰った。竹藪にいっている間に、いっちゃんは昨日干したヒジキを裏返す作業をした。こうしないと早く乾燥しないからだ。これが結構手間なんだけど。
今日の収穫
 漁をする時間は10時から15時と決められている。でも雑用をしている間に10時は過ぎ、結局海に出たのは11時に近かった。12時のチャイムが鳴るまで採った。採ったヒジキを袋に入れて、磯から道路まで運ぶのが難儀だった。船を持っている人が羨ましい。刈り取ったものを船に乗せ、港のそばに干場を確保しているから運ぶという仕事がないから。水を含んでいるので、一袋が15㌔はある。今日は14袋の収穫だった。遅出だったから、昨日の半分ぐらいかな。採っても干す所がないからどうしようかと話していたら、叔母さんに会った。従兄弟のTちゃんが今日ヒジキを採りに出てないから、干場を借りたらという叔母さんのアドバイスを受け、即交渉してOK。ツキがあった。ここは道路沿いだし、コンクリート張りだから乾きも早そうだ。
 昨年に比べ、充実したヒジキ刈りだった。今週の金曜日で一度禁漁にし、二週間後から再び解禁するらしい。二週間でヒジキは伸びるのかな?陸上の野菜なら、二週間あれば随分育つけれどね。

2013年4月9日火曜日

4-9 ヒジキの口開け

今年は豊作!

 
 
干場が足りない(黒いのがヒジキ)
潮が引くと現れてくる
今年度、当初の予定ではヒジキの口開けは4月23日だった。ところが生育状況が良いと判断したのか、一潮早くなった。海の口開けには、ヒジキの他にテングサ、貝、岩海苔がある。どれも干満の差が大きい大潮、しかもお昼ぐらいに干潮を迎える日を選ぶ。一潮というのは、新月と満月の間隔を言うので約二週間だ。昨年に比べてよく伸びている。長いものは1.5mほどもある。今年は、いっちゃんが良い場所に入ったらしく、すごく長いのを刈り取っていた。去年は50cmもない場所もあったから、今年は「気持ちよかったよ~」と目を輝かしていた。気持ちよく刈り取ったのはいいが、その後が大変。ヒジキを干す時に、浜に農業用の寒冷紗というのを敷く。今年は頑張ろうということで、昨日10mを買い足してきた。昨年は15mで足りたので大丈夫だろうと高をくくっていたのだが・・・蓋を開けてみたら、全然足りない。急遽、20mを買い足して何とかしのいだ。幅が1.8mあり、長さは全部で45mになった。これでもやっと干せたという状態。ヒジキは重い。袋に刈り取ったヒジキを詰めて浜まで運ぶのが重労働!腰が痛いよ。乾燥してからでないと分からないけれど、面積的には昨年の3倍強だ。捕らぬ狸の皮算用ではないが、昨年並みの値段なら6万円ぐらいになるのかな。父にも手伝ってもらって、やっと干し終わった。でも豊漁だったのは我が家だけではなかったけれど。今年は浜中ヒジキで埋め尽くされた。口開けの期間は4日間。明日も行くかな~貴重な現金収入だけに!!

2013年4月8日月曜日

4-8 出雲小学校の入学式

懐かしい校歌

 
  出雲小学校の入学式があった。20数年前に現在の場所に移転しているので、OBではあるけれど、校舎に対しては懐かしさというものはない。学校評議員という立場で式に参加した。かわいい2人の新入生が登場した。緊張した面持ちだ。国歌斉唱も校歌斉唱も、全校生徒25名だから誰も手抜きはしない。元気で大きな歌声だ。嬉しく懐かしかったのは、校歌斉唱。小学校を卒業してから50年弱。子どもたちと一緒に歌った。歌詞は少し忘れていた所はあったけれど、大丈夫だった。やっぱり母校の歌はいい!! 
 
チューリップ畑
 
 
 
 先日、接骨院に行った時、オバサンたちの雑談が聞こえてきた。その中で、町内に個人でチューリップ畑を作っている方がいるとのことだ。町内なら一度見たいものだと、ネットで探したら見つかった。和田さんという方が、自宅前の休耕田を利用して、チューリップ20000株を栽培しているのだ。行って見ると、見やすいように通路にはカーペットのようなものを敷いている。個人のボランティアとしてはスケールが大きい。一年間の世話があっての花だと思うから、ご苦労なことだ。その近くでは、田んぼに水を張り、田植えの準備をしていた。長閑な田園の風景だ。とても海岸から数百メートルの場所には見えない。