思い立って
父が、今朝は久しぶりにデイサービスに行ってくれた。4時半ごろまではフリータイムだ。そんな訳で、思いたって書展を観に行くことにした。2、4、6、8、10月の偶数月の月末3日で書展を開いている先輩がいる。白浜町の隣、上富田町の自宅で行っている。しかも個展ではなく、書以外の芸術とコラボしている。その名も「書 ぷらす」。
この先輩も大学時代、同じ先生に師事していた同門だ。ただ、故郷に戻ってからは、関西の大御所である榎倉香邨(こうそん)先生に師事したので、現在は仮名作家だ。若い頃は展覧会活動にも積極的に出品し、日展にも入選した経歴を持つ。数年前に思う所があったのか公募の展覧会活動からは足を洗い、現在のようなスタイルで作品を発表している。
二カ月に一度の作品展というのは気力も体力も要るのだが、頑張っている。先日の二人展には自分の作品展の準備で忙しい合間を縫って来てくれ、すごく良かったよ~と褒めていただいた。
レベルの高い作品を目にすると、また自分の刺激になってくれる。もっと頑張らなくてはと思う。
コラボしたのは、今回は砂絵。白い砂と黒い石のアートだ。風が大敵で、このようにガラスケースに飾られている。繊細で奥が深いと感じた。
1カ月は長いような短いような
10月1日に始まった「二人展」が今日で終了した。昨日、Yさんから電話があり、明日の朝、観に行くという連絡があったので、10時に待ち合わせをした。会場で話をしていたら、ちょうど高校の同級生のSさんがご両親を連れて来てくれた。そちらと話をしていると、今度は妹の友達のM子さんが友達と連れ立って来てくれた。会場に居る時に、こんなにタイミングよく来客があるとは。嬉しい限りだ。
午後6時に終了し、搬出した。飾りつけに比べれば、何と早いことか。ものの15分ほどで片付けてしまった。一か月という会期は、長いような短いような。ずっと会場に張り付いていなくても良かったので楽ではあった。それでも会場に足を運んだのは10回ではきかなかった。
会場に置いてあったメモ帳(一応、芳名録のつもり)に記入してくれた方は、280名を越した。知り合いの方でも記入してくれなかった分も含めると300名は優に超えている。こんな小さな町の中で、この数は上出来かもしれない。次回はいつになるか分からないけれど、また違う引出を作っておこう。相方のKさんも乗り気なので、楽しみだ。
参観授業
出雲小学校の授業参観日だ。5時限目の授業、1.2年生は国語、3.4年生は算数、5.6年生は音楽だった。建物に入るとリコーダーの音がするので、音のする教室に行くと5.6年だった。今年の6年は8人、5年は5人だから、27人の全校生徒のほぼ半分だ。何曲か演奏したけれど、音を外す児童もなくて、とても聞きやすかった。
その後に行われた評議委員会の中で、校長が「全国的に見ても複式の学校の方が点数がいいようです」と言っていた。毎回思うことだけれど、これだけ少人数だと子どもたちも手抜きができないから、自ずと悪い成績にはならないのだろう。
修学旅行の話の中で、最近バスの事故が多いので、国がバス会社に対して人員の増員(二人体制ということだろう)を通達したとのことだ。このことで、結局交通費の値上げとなり、一人あたりの修学旅行に掛かる負担が1万円近く増える見通しだと校長が説明してくれた。安全は最も大事なことではあるけれど、保護者にとっての負担増は気の毒だ。少人数を逆手にとって、電車を使い、バスを利用しない交通手段も考えてはいるようだが。
会議の後、帰ろうとして校庭を見たら、教頭先生が芝の手入れをしていたので、しばらく芝談義となった。我が家の庭は、1カ月以上刈ってないのでかなり伸びているのに比べ、短く刈りこまれ、手入れが行き届いてとても美しい。聞くと、1カ月に1度の割合で肥料も施したとのこと。我が家の場合は1回だけだったが・・・これだけ綺麗に維持するには大変な労力に違いない。芝が枯れる前に、今年最後の芝刈りをしたらいいということだったので、そうしよう。
町内の5.6年生が集う
今日、昼過ぎにロイヤルホテルへ来場者の確認に行った。会期もあと2日になったが、普通の展覧会に比べ日数が長い分、来場者も多い。二人の知り合いが殆どなのだが、ホテルのロビー近くという利点で、宿泊客も見てくれている。書道に興味のあるのか、コメントを記してくれている方もいて、嬉しくなる。
ホテルの手前に、サンナンタングランドがある。400mのトラック以外は全面芝生が張ってあり非常に綺麗なグランドだ。先日、ここで来年開かれる国体のプレ大会としてサッカーが行われていた。そのグランドに小学生たちが集まっている。聞くと、串本町内の5.6年生の記録会だと言う。串本、串本西、橋杭、古座、西向、潮岬、大島、と出雲小の8校が集まっているのだが、アレッというほど少ない。一番多い串本小が1学年30名もいないのだから当然か。
自分が小学校の時は、児童数が多かったから、選手に選ばれるのは大変だったけれど、今は全員が何かの種目に出るようだ。スポーツが苦手な子どもにとっては辛い一日かもしれない。
午後の部は800mが残っていた。やっぱり早い子どもは良いフォームをしている。800m走る間に先頭と最後では200m以上差がついてしまうから驚きだ。やっぱり素質というのがあるようだ。
大きな柿!!!
日曜日に潮岬青少年の家で何か催しがあったようだ。その時に、所長の知り合いの方からの提供とかで、柿を販売していたらしい(らしいというのは、その場を見ていなくて、後で聞いたことなので)。その余りという訳ではないと思うが、夕方になって職員のSさんが届けてくれた。
その柿の粒の大きいこと。一緒に並べたハガキと比べるとよく分かる。いつも店で買っているものの2倍ほどの重さがある。ズッシリと重い。またその味の濃厚なこと。
庭の落ち葉
夏の暑い時には庭の芝も元気で、一週間も刈らないでいると伸びすぎて、刃に絡んで上手く刈れない状態だった。それが秋の深まりとともに伸びるスピードが弱まってきた。9月の中旬以降は芝刈りをしていないけれど、それほど見っとも無くはない。ちょっと伸びているかなと思う程度だ。青々としていたのが、少し枯れ草色が混ざってきた。このまま枯れていけば、今年はもう刈らなくてもいいのかな。それよりも気になるのは、芝生の上に落ちている葉っぱだ。気になるので熊手でかき集めてみたが、綺麗には取れない。ブロアでもあれば吹き飛ばしてくれるんだけど。
落ち葉の犯人は栴檀だ。栴檀が徐々に葉っぱを落としている。葉っぱが落ちると、枝に実がたわわについているのが見える。去年よりも多いようだ。
早く色づいて~
二番生りのパッションフルーツの実だが、一向に赤くなる気配がない。やっぱり朝晩の気温が低くなってきているのが原因だろうか。近くでパッションフルーツを育てているFさんのは、午後になると日陰になる場所に植えているので、二番生りはないのだそうだ。我が家のは一日中日が当たっているので、環境としてはいいようだ。Fさんの言うには、実が大きくなっているのだから、そのうち熟すんじゃないかな~と。今日ぐらいの天気が続いて、もう少し寒くなるのを待ってくれればいいのに・・・
ウメイロ
今日、A-coopの鮮魚コーナーに行った。この時期は、サンマ、キビナゴ、アジ、スルメイカ、コウイカは常に並んでいる。今日は、その他にイシガキダイ(イシダイと姿はそっくりだけど、イシダイの縞模様に対して、イシガキは全身に白黒の石垣状の模様がある。)とシオ(カンパチの幼魚)とウメイロが並んでいた。ちょっと前に、同級生がやっている「勘八」という寿司屋に行った時に、このウメイロの話題になった。店主曰く、ウメイロはあまり入らない魚で、しかも高級魚なんだと。味は絶品だよとも。
そのウメイロ、A-coopで、たまに見かけていたのだが、熱帯魚的な色をしているし、磯魚のような風体なので買うことはなかったし食べたいとも思わなかった。しかも高級魚と言われるように値段も高級だから。でも、勘八の店主の言葉が気になっていた。
そのウメイロが並んでいるし、今日は今までで一番安い。少し小ぶりではあるが、一人で食べるには丁度よい大きさで、別に祝い事はないけれど「尾頭付き」だ。
焼いたら美味しいと言うことだったが、今日は煮つけでいただいた。店主の言うとおり、美味い。身が軟らかくクセがない甘さで、ムツに似ているかな。
運動不足かな?
9月21日にソフトボールの試合をしてから後、日曜日というと天気が悪かったり、祭などの行事が重なって練習していない。その間、自転車にも乗ってないので、本当に運動とはご無沙汰している。埼玉にいた頃は、最低でも週に2.3回はジムでトレッドミルで走ったり、エアロビクスをして汗を流していたことを考えると、ちょっと焦る。
そんなこともあり、今日はホントに久しぶりにジョギングをした。ユックリと4キロほど走っただけなのに、足がダルくなった。少し真面目に取り組まなければ・・・ 明日はひさしぶりに筋肉痛かな。
変なキノコが
自宅の生垣の根元にキノコが生えている。大きいものは傘が15cmほどもある。キノコ図鑑を調べてみたけれど、どれもよく似ていてわからない。珊瑚樹の根元に生えているので、食用ではないと思うが。でも雰囲気は毒がないように見えるけれど、どうかな?
縦に割けるから食べられると思ったら大間違いらしいから。キノコは怖いからね。
マイブーム到来?
いっちゃんが、2.3日前から自室に籠りはじめた。しばらくお疲れモードだったのか、製作モードではなかったのだが。再びマイブーム到来か?
これはなかなか手が込んでいるようで、縦の縞は布を裁断して再び色合わせをしながら縫ってあるらしい。
昨日に引き続き新作を発表。
遅かった・・・残念 !
キイジョウロウホトトギスを求めて、先日紹介したすさみ町佐本に行ってきた。ホームページを見ると、見ごろは9月末から10月10日頃とある。今年は10月4.5日で「キイジョウロウ祭」があった。そこから20日近く経っているのでどうかな~と期待半分諦め半分で行った。
佐本に行く道は、地図上では何本かある。地図案内では、国道42号線のすさみ駅辺りから22㎞となっているが、その途中に江住というところから山に入っていく道があり、江住からすさみまでの距離を考えればショートカットかなと思い、その道を選んだ。国道から入るとすぐに細い道が延々と続く、しかも片側が川やガケで走りにくく、対向車が来るとすれ違えない場所も多かった。幸いにして3台しかすれ違わなかったけれど。距離は多少短いのかもしれないが、スピードが出せないので、結局よけいに時間がかかったのは誤算だった。
看板を頼りにやっとたどり着いた、が既に咲き終わったあと。花だったところには種ができかかっていた。ガッカリして見ていたら、そこの老夫婦が家から出てきてくれて、親切に色々と話してくれた。また来年来ますと言って別れた。1年のうちの数日のために、寒冷紗で覆いをして半日蔭状態を作ったり丹精込めて育てているのがよく分かった。
気の毒にと思ってくれたのか、たった1輪だけきれいな黄色の花を付けてくれていた。我が家の花も葉っぱも艶と大きさが全然違った。シーズンに来ればどんなに綺麗だったことだろう。楽しみは後にとっておこう、と負け惜しみ。
けっこう大きい!
|
くわれたいも |
春に、庭の隅へ植えてあるサツマイモの出来具合が気になる。地上で実に生るパッションフルーツなどは、一目で出来具合が分かる。それに引き替え、地下で実るものは掘ってみないと分からないのが悩ましい。今年は隣の畑のEさんの助言で、サツマイモの苗を植える前にボカシや肥料を鋤き込んだ。それに昨年は物凄い干ばつだった。今年は夏場も適当に雨が降った。だから昨年よりも期待を持っているのだが・・・Eさんは11月に入ってから掘ると言ってたが、どんな塩梅か気になっているので、試し掘りをすることにした。
とりあえず一畝を起こし始めた。最初に出てきたのは鉛筆大の太さしかない。今年も今一つだなぁとガッカリしながら進めた。ところが次からはよく太ったり、大きく育ったのが次々に現れた。最初のは、畝の端っこだったから細かったらしい。5株ほどでやめたが、今年は良いみたいだ。
ただ、15.6本掘った中に食われている芋を4本発見した。タヌキかな?ネズミかな? でもイノシシによって畑全てを食べ尽くされた場所も近くにはあるから、これぐらいなら仕方ないのかも。
水で洗ったらきれいな赤だ。真ん中の細いのが最初に掘ったヤツ。
久しぶりに
いっちゃんの手仕事。久しぶりに発表。前々からプレゼントしようと思っていたAさんへ。制作者本人曰く、「今回のは材料費が高級! 」。そういう意味ではクオリティが高い作品かもしれない。
いま咲くの?
庭の隅に植えてあるサツマイモがそろそろ掘り頃を迎えている。家の周りの畑では、既に掘ってしまったところもある。自宅前の畑の、Eさんがまだ掘らないので、こちらもそのままにしているのだが、来週にでも少し掘って実の太り具合をみてみようと思っている。
そのサツマイモの蔓を見ていたら、花がチラホラ咲いている。サツマイモの花は珍しいと思い、調べてみた。すると、
サツマイモの開花には、短日(日長時間が短くなること)によって開花誘導物質ができることが条件ですが、本州では充分な量ができる頃には秋の気温低下となり、開花までには至りません。
とある。花が咲くこと自体が珍しいことなのだ。でも、子どもの頃にこの花の色は見たことがあった。花も葉っぱもアサガオに似ているのは、近似種だからだ。ということは、咲くんだったら今の時期なんだ。
もう一つ。これも庭の隅に咲いているアマリリス。群落になっていて、春になると一斉に咲いて、その一帯が真っ赤になる。そこから一輪だけ咲いている。アマリリスは主に春咲きなのだが、種によって、夏咲きや秋咲きもあるようだが、春咲きのものが秋にも咲くのは珍しいかも。桜なども、たまに秋に花を咲かせている木があるので、やっぱり狂い咲きなのかな。
オバサン御一行様
今、ロイヤルホテルで開催している二人展に、以前から連れて行って欲しいとK叔母さんに頼まれていた。今日は、叔母さんが属している地元の婦人会の月例の日だった。オバ(あ)サンたちが公民館に集まって、おしゃべりをしながら食事を作り、昼食会をしている。昼食後、その会に参加しているオバサン4人と叔母さんの5人をお連れして、行ってきた。
めいめいに批評(?)や感想を言いながら一通り見てきた。いずれにせよ、見に行ってくれるというのは有難いことだ。
台風一過、夜明けから雲一つない青空だ。台風の後の恒例行事で、潮風に当たったシャッターや壁の水洗いを済ませた。海に近いので、塩害は凄い。壁などに水を撒きながら注意深く見ていると金属が出ている部分に錆がきている箇所を発見した。まだ2年しか経っていないのに・・・
今年も咲いた
一昨年、S君から貰ったキイジョウロウホトトギスの花が、今年は綺麗に咲き出した。この花は、少しジメッとした半日蔭で強風があまり当たらない場所が良いみたいで、昨年から場所を移動したら、今年は元気だ。今の所は鉢のまま置いてあるので、花が終わったら鉢から出して、この場所に地植えにしてみようと考えている。
この花は、隣のすさみ町の佐本という地域では村興しに使っているようだ。ホームページを見るとかなり大規模で、綺麗な花を咲かせているようだ。一度見学に行こうと思いながら、2年が過ぎてしまった。
一日違いで
出雲の祭りは昨日無事に終わりホッとしている。隣の串本の祭りは、出雲より一日遅いので、今日までが祭だ。お気の毒としか言いようがない。
今朝、屋固めをする家までトラックに屋台を積んで走っているのを見かけた。獅子を舞う方も大変だけれど、接待する側の家も大変だ。昔は室内で獅子舞をしていたそうだが、酒が入っているので部屋が汚れたり壊れたりという事件が多々あったらしい。それを嫌がって、新築しても屋固めをしないという家も増えてきた。しても、庭で行うケースが殆どだ。でも、雨がふったらどうするのだろうか。食事なども並ぶので、雨の中では厳しいけれど。今日の屋固めをした家は、どうしたのだろうかね。
お品書き
明日、串本に新しいうなぎ屋が開店する。「てんません」という店が別の場所に新装開店したのだけれど、その後に入った。その名もズバリ「うなぎ」だって。そこの店主は、以前書道を教えていた関係からか、店内に飾るお品書きを頼んできた。1.2階に一枚ずつ飾るそうで、檜の板を持って来た。
字の雰囲気はお任せで、ということなので、うなぎ屋だから活きの良さを意識して書いた。随分昔になるが大学生のころ、近くの寿し屋の品書きを書いたことがあったが、それ以来だった。失敗できないという痺れるような緊張感がある。
間違わずに書き終えて、店主に渡した。店主が、お代は?と聞くので、開店祝いの祝儀代わりで良かったのだが、ブラックジョークで「美味しくできるようになったら1回招待してくれ」と言った。うなぎ上りに繁盛してくれるといいなぁ。
南紀ウェーブ
本日更新の南紀ウェーブで「二人展」の放映があった。うまく喋れてなかったという思いがあったので、どんなものかとヒヤヒヤドキドキで見た。それなりに話しているので、編集の力は凄いと思った。2分余りの時間だが、会場の雰囲気や作品が上手く入っていた。これを見て、足を運んでみようかなという方がいれば、取材してもらった意義があるのだが。どうだろう・・・
幟降ろし
今朝は、幟の降ろしから始まった。本来は祭が終わるまで建てておくのだが、台風の強風で幟がビリビリに破られては大損だということで、朝のうちに降ろした。6時に集合だったが、全員早く来て、6時には終了していた。5分前集合どころではない。これで定時に行ってたら、何を言われることやら。
海外からの研修生
今朝は、串本椎茸株式会社で獅子舞をした。ここは、毎年祝儀をはずんでもらっているのだが、今までは従業員が見て、効率が悪くなるのでさっさとやって帰ってくれというふうに素っ気なかった。ところが今年は掌を返したように、しっかりとやってくれという。ベトナムからの海外研修生に日本の伝統芸能を見せたいからだとか。責任者が変わったのかな。
そんな訳で、若いベトナムの女性が7.8名前列に陣取ってくれた。獅子を舞う若い衆も異様に元気がいい。なかなかの盛り上がりを見せて終了した。
雨に降られず
終わって見れば大成功の祭りだった。でも、この一週間の出来事は大変だった。それもこれも台風19号の気ままさが原因なのだが。最初の予報では、今日ごろは18号程度の強さでやって来て、暴風雨のはずだった。うまい具合に外れ、足が遅くて、まだ九州の南にいる。
この三日間、強風に悩まされながらの仕事となった。花を読むために、筆で半紙に書いていくのだが、風に煽られて書きにくいこと。二日間で、450枚ぐらい書いた。いくら書くのが早いといっても少々疲れた。雨もなく無事に終わってほっとしている。
強風が吹いたけど
台風19号の影響か、朝から強風が吹き荒れた。花を書く係としては、半紙が吹き飛ばされそうで書きにくいコンディションだった。雨が降らなかっただけでも良しとしなければいけないのだが。一日中晴れ間は見えず、風が強いので、夕方になると体が冷えてきた。書きものをしているので、酒を飲んでいるわけにもいかないので、余計に堪えた。
神事から
昨夜の宵宮の時にも神事から始まったのだが、本宮の今朝も神主の神事から始まった。朝貴神社は、祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」、長禄二年(1458年)出雲の国より勧請し創建とされている。大変由緒のある神社のようだ。出雲という地名も、出雲大社との縁があるのだろう。
境内に、氏子総代と各区長、これから獅子舞いを舞う若者たちが入り、御祈祷を受けた。どの顔も神妙そのものだ。
「花かがり」という演目では、獅子が途中寝てしまうのだが、その時に天狗が登場する。昔は大人がしていたのだが、今は子どもがする。小学校の5.6年の希望者ができるの。今年は6名が練習した。祭の中で、天狗は16回登場するが、練習と余興を兼ねて、一人の天狗以外は、いろんなキャラクターで登場してくる。立派な衣装を着て出番を待つ天狗と、その他のキャラクター。
花が大勢の方から出たので、それを一枚一枚書くのが大変だった。明日も頑張らねば・・・
早朝から
宵宮の朝は幟旗を建てるところから始まる。各区の区長と氏子総代、総勢12名と有志数名が午前6時前には集合していた。台風が近づいているので、昨夜は緊急の集まりを持った。幟についても、議論された。本来、幟は祭が終了するまで降ろしてはいけないらしい。今回は、そこまで待っていると台風の影響をモロに受けてしまうだろう。雨と強風に晒されると、幟は割けてしまい駄目になってしまうのは間違いない。この幟、一本が8万円するとのことだ。
手分けして支柱に幟を通してできあがった。幟が建つと、一気に祭のムードが盛り上がるから不思議だ。出雲は6区あるので、それぞれの区が1本で合計6本。破れると新調するので、色に違いがある。当初は同じだったはずなのに。それから、歴史を感じさせるのは、古い幟には〇〇組、新しいは〇〇区と染め抜かれている。昔は組だったが、〇〇組では響きがよろしくないということで、「区」に変更したという。確かに組長と呼ばれると、「どこの組の者ですか」ということになるからね~
いよいよ始まり
午後7時30分から宵宮が始まった。宿からお宮さんに向けて練り歩いて行く。区長の提灯を先導役に、続いて氏子総代の持つ竿灯が続き、神輿を呼ぶ笛、最後に屋台が続いて行く。先頭はズンズン進んでも、神輿は練っていくから後ろを見ながら停まり停まり進む。
御祈祷の後、神社の境内で奉納の獅子舞をまわす。三日間無事に済んでくれればいいと願う。神社を終えて、宿に着くまでもまた長い。行きつ戻りつを繰り返し、なかなか前に進まない。宿に到着したのは午後10時。進行表に沿った形で動いたようだ。さあ、明日から外回りだ。
祭りの準備
明日の宵宮から始まり、11日の本宮、12日の後宮と続く。その準備の日だ。今年の当番地区が手分けして、お宮の神殿、境内とその前の浜の清掃をした。小雨が降ったり止んだりという天気。それから、先日の台風の時に浜に海水が流れ込んだために、ゴミが多く、おまけに草が潮枯れを起こして草刈り機ではきれいに刈れない始末。刈り取った草を集めて、浜で燃やしたのだが、水気を大量に含んでいるので、なかなか燃えない。8時から始めたのだが、結局終わったのは12時を過ぎてしまった。
それと並行して、集会所では「獅子飾り」が行われた。獅子の頭に布の尾を縫い付けたり、幣を作ったり、屋台に太鼓や飾りを取り付けたりと、こちらも大変だった。
獅子飾りに出てきてくれる方は、毎年同じ顔ぶれのベテランばかり。若い人たちも習って覚えていかないと、伝統は伝わって行かない。
本来は、これで明日からの準備は終了し、後は宵宮を待つだけなのだが、今年は違った。台風19号の動向が気にかかる。11日までは何とか大丈夫そうだが、12日は危ない。台風本体は九州の種子島あたりだが、台風にともなう雲が雨を呼びそうだ。最初の予定では、最終日の終了が深夜になりそうだったが、とにかく早く収めてしまおうと、急遽プログラムを作り直した。それでも雨に遭うのは必至だろう。雨の中を付いて回るのは辛いなぁ。
コンディション悪し
今夜、3年ぶりの皆既月食だった。今日は一日中雲がかかった天気だったから、夜になっても望み薄だろうと思っていた。それでも食が始まったころから少し雲が薄くなったり、雲が切れる時が出てきた。昨日は快晴で、夜になっても雲一つなかったので、昨日が満月だったら絶好のコンディションだったのに、一日遅かった。
とりあえずシャッターを切ってみたが、雲に邪魔されてボンヤリした感じになってしまった。一応、三脚は立ててみたんだけど・・・
祭の練習に付き合っていて、帰ってきたのが9時を過ぎていた。もう半分ぐらい出てきたところだった。
テレビの取材
ロイヤルホテルの「二人展」の取材ということで、ZTVというローカルテレビが来た。このテレビ局がカバーしている地域は、和歌山県、三重県と滋賀県だ。
その中で、「南紀ウェーブ」という15分ものの南紀地方の話題を取り上げる番組がある。先日、ZTVのホームページに話題の投稿を募集するところがあったので、ダメモトて゛メールしてみた。そうしたら、今日、取材に来ますということになったのだ。
先日の新聞の場合は、音声は拾われないので気楽に話すことができたのに対し、マイクの前に立つとやっぱり緊張した。インタビューが終わってから、自分の喋りにガッカリしてしまった。躓いた原因は分かっている。串本弁でしゃべろうか、共通語に近い言葉でしゃべろうかと迷ったことだ。
天気がいいので
今日は、台風一過の快晴となった。湿度が低いので、気持ちの良い一日だった。庭に出て風除けに植えてある木々の散髪(?)をした。もともと畑の防風林だったから手入れされずになっている。幅が2m近くもあるので、真ん中は日が当たらないから木が育たない。そのため空洞状態に近い。なんとかしなくては、ということで、内側を刈りこむことにした。
どんどん枝を切った。終わって見ると、道路がよく見える。ちょっと刈りこみ過ぎたかも。まあ1年も経てば枝が出て、隙間を埋めてくれると思っておこう。
無傷ではなかった
昨日通り過ぎた台風18号。午前3時ごろに潮岬のすぐ近くを通ったようだ。確かに外は寝る頃にはゴォーっという風の音は聞こえていた。でも近くを通過する時には熟睡中で分からなかった。その後は風の方向が180度変わるから、全く聞こえなくなった。朝起きて、風は吹いてないのかと外を覗いたら、やっぱり強風が吹き荒れていた。
見わたしたところ、壊れたところもないので良かったと思ったのだが、実はそうではなかった。まず、パッションフルーツの柵が風で根元を揺すられて、少し斜めになっていた。それぐらいなら補強したら元にもどった。ただ、実が落ちてはいけないと網を被せたのだが、強風によって実が擦られてキズになっていた。もう一つは、ミモザアカシヤ。マメ科の植物だから成長が早く、この半年で2m以上伸びていたのだが、根を守るために添え木をしていたのだが、その添え木をくくっている部分からポキリと折れてしまった。せっかく大きくなっていたのに残念なことだ。
添え木も良し悪しというところか。
18号は、当初の予報よりも北上して、最悪の場合は串本辺りに上陸の可能性も出てきた。速度を速めて、明日の未明から早朝にかけて通過するようだ。今日は朝から強風が吹いているのだが、いつもと様子が違う。南風ではなく、東北の方から吹いてくる。台風の風というと生暖かい南風のはずが、ヒャッとした涼しい風なので、台風が近づいているという感じがしない。明日起きた時にはスッキリとしているのかな。
第3回書道展
帰郷した年は子どもたちを教えていなかったので、翌年から毎年自宅ギャラリーで行っている。今年で3回目だ。台風18号が近づくあいにくの天気で、見に来てくれる方も気の毒なぐらいだった。その書道展の様子が熊野新聞にデカデカと載った。ロイヤルホテルの二人展とで、1ページの半分近くを占めている。
記者はさすがだ。取材中のメモから上手な記事に仕上がっている。
いくらローカル紙とは言え、この地方では購読している家はかなり多いみたいなので、この記事を読んだ人は多いと思う。天候が悪かったので、新聞を見て、ワザワザ訪ねてきてくれる客はいなかったけれど・・・
でも書道展の開催中に記事として載せてくれた熊野新聞のM記者の配慮は嬉しかった。
台風の準備
この前から順調に開花して実をつけているパッションフルーツ。今週は毎日いくつ開花するのか数えてみた。今日は雨だったので開花数は少なかったけれど、全部で81。もう卵大にまで膨らんだ実もあるので、強風で落とされては大変と、網で覆うことにした。今、外は突風を伴って強風が吹きつけている。明日、台風が過ぎた後、どれだけ落ちないで頑張れているか、心配だ。
10月6日が最接近か?
南の海上を北上中の台風18号が悩ましい。予報では5日の午後あたりから影響が出始めて、6日最接近となりそうだ。進路予想を見ると、潮岬の南の海上を通過しそうな感じだが、どれだけ近寄ってくるのかが問題だ。現在935hPaと大変強い勢力を保っている。かい水温が高いので、勢力が衰えないのが厄介だ。庭のパッションフルーツの実は大丈夫だろうか。強風で千切れていったら困るなぁ。
再び取材
先日、紀伊民報の取材を受けたのだが、今日はもう一社の地元新聞「熊野新聞」の取材を受けた。取材内容は、前回と同じような内容だった。
取材の中で、明日から自宅で開く書道展の話題を出したところ、即、取材お願いが来た。こちらの方は、いっちゃんの担当なので、バトンタッチとなった。自宅の方は、土日の二日間だけなので、記者の方が気を効かせて、夕方自宅に来られて、展示の写真を撮ったり、いっちゃんへの詳しいインタビューとなった。明日の新聞に載せれば、それを見た人が日曜日に見にくることができるということなのだ。どんな形に紙面を使うか分からないけれど、夫婦の写真が出るということになるかも。明日の熊野新聞が楽しみだね~。
知らないうちに
太陽光発電のモニターは、取り付けたころはよく見ていたのだが、飽きてきて最近はあまり見なくなった。先日久しぶりにモニターを見たら、「おめでとうございます。10000kwhを達成しました」という画面が出てきた。一昨年の6月末からの稼働だから、2年と3か月ということになる。売電は1kwh42円だから、単純に42万円を稼いだことになる。町からの補助などがあったから、この調子でいくと、まる5年でペイできるだろう。そう考えれば安い買い物だった。