2013年3月23日土曜日

3-23 今年の初物

タケノコを掘りに


ちょっと鍬を入れた
今年は桜の開花が早かったので、タケノコも早いのではないかと見に行った。年末に竹を切りに来た時もイノシシの掘り跡はあつたのだが、今回は凄いことになっていた。平らな所は殆ど掘り返されている。ヤツらは地面出る前のタケノコを匂いで嗅ぎ分けるらしいから、被害は甚大だ。今日は見つけられないかもと弱気になってきた。最初は目が慣れないから全く分からず、自信喪失。それでも歩き回っていると、地面から先が見えているのを発見。手入れをあまりしていない竹藪なので、木の根っこや石がゴロゴロしていて掘りにくい。慎重に鍬を入れて、やっと掘った。今年の初物をゲット。その後も苦労して見つけ、妹と二人で5本掘った。最初にしては上出来かな。4月の下旬までは次から次に出てくるはずなので、何日かに一度は顔を出さなくてはいけないかな。さっそく皮を剥き、ヌカを入れて湯がき、夕食にいただいた。美味しかった。
 
ウラシマソウ
 
 昨日S君の家で、彼の趣味の園芸を見せてもらった。シュンランや寒ランなどの和ランが大変な種類並んでいた。買ったものもあるが、仲間たちと山の奥に分け入って採取してくるのだとか。かなり急峻な場所にも行くのだとか。自慢のものは、市価で数十万円するものもあるのだとか。ちょっと見にはどれもあまり変わりはないのだが。そんな中に、ウラシマソウ(浦島太郎が竿を持っているのに見立てている)というのがあった。サトイモ科の植物で、花は食虫植物のように蓋がある。花の先端に竿のように細い紐状のものが出ているのが命名の由来だということだ。これは山の中に普通にあるということだった。今日、藪の中を歩いていると出くわした。意識して見ていると割とどこにでも見られる植物のようだ。でも意識していなかったから、今までは全然気づかなかった。

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