2013年3月10日日曜日

3-10 潮騒の森

素敵な散歩コース

 自宅から500mほどの所に「潮騒の森」がある。全体が森になっていて、アスファルトの道路が整備されている。名前を刻んだ石碑に昔の知事の名があるから県立なのだろう。道は綺麗に整備されているのだが、なにせアップダウンが多い。所々に木の名前のプレートが取り付けてあるから親切だ。この森のことは以前から知っていたのだが、評判が良くなかったから近づかなかった。その評判とは、「何かが出そう」という、要するに「もののけ」が住んでいるというもの。そんなイワクの所になぜ行ったか? 答えは、結果として行ったということ。なぜかというと、出口(とは書いてない)から入り、出て来たら潮騒の森の入口だった。園内は明るくきれいで、残念ながら「もののけ」の気配を感じることはできなかった。園内は、梅、桜、椿、紫陽花など、それぞれのゾーンがある。これから桜が咲く時期が楽しみだ。遠くに行かなくても十分ここで満足できると思った。
 
園内 その1・・・土筆
 今日、最初に驚いたのがこの光景だった。今まで土筆の群生と言うのは何度も見たことはある。けれども、こんなすごいのは初めてだ。土筆の佃煮を拵えるのだったら、材料は5分もあれば十二分に調達できる。とにかく2.300坪の空き地が土筆で埋め尽くされている。今日は一人で散歩をしたから、帰ってきてデジカメでこの景色をいっちゃんに見せたら、こちらも大層驚いていた。
園内 その2・・・ヤマモモ
 一昨年は豊作、昨年が不作だったヤマモモ。隔年現象が起こる木だといわれている。その例で行けば今年は豊作の年。その流れは正しいようだ。園内入口にあるヤマモモの大木。みごとな花を咲かせているから、今年は間違いないだろう。
園内 その3・・・池の鯉
 潮騒の森をネットで地図検索すると、2か所の小さな池が確認できた。その確認をしに行ったのがきっかけだ。池といってもほんの小さなものだが、確かにあった。一つは池というよりも湿地の様相を示していたが。もう一か所は池だった。その中に金の鯉が3匹、悠然と泳いでいた。こんな場所で鯉?と驚いたが本当だ。
 
 
園内 その4・・・防空壕
 戦後、すでに70年近く経過している。その戦争の名残をこんな所で見るとは思わなかった。いまだに壕は残っており、入口に、こんな柵をしていた。柵には小さく「戦争遺跡 地下壕」と彫られていた。園内で、ここだけは少し違う空気を漂わせていた。
今日は、一日で色んな発見をした日だった。
 

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