2012年5月17日木曜日

5/17 棟上げした

雨男! 健在?



こんなに晴れていたのに
今日は「大安」で日が良いし、天気予報では日中は天気が安定しているということで、予定通り棟上げを実施しますと担当者から連絡があった。
 午前8時ごろ現場に行くと、職人さんが10人ほど集まってもう工事が始まっていた。大きなクレーンを使って棟木を次から次に運んでは所定の場所に取り付けていく。とてもスムーズで、見ているうちに家の形ができてきた。天気も良く、10時ごろには屋根もできるので、その頃に棟上げの儀式をしましょうということで一度家に帰った。
夕方には天気が回復した
 家にもどってしばらくすると、急に黒い雲が現れ、怪しい雰囲気になってきた。まずいなあと思っているうちにポツポツと落ちてきた。雨脚はだんだんと強くなってきた。
 テレビで地域のスポット情報を確認すると、なんと串本の上だけに雲が出ている。しかもずっと居座り3時間後の予想でも雨雲がクッキリ。串本町には大雨注意報まで出る始末。いっちゃんからは「やっぱりね~。田舎に帰ってパワーアップしたんじゃないの」だって。
 天気予報にもない雨雲が現れて強い雨が降るなんて、参った・・・午後には天気が回復し、工事は予定より遅れたものの予定通り今日で棟上げが完了した。


支所庁舎の方が立派

立派な支所庁舎
 串本町は色々な補助金制度がある。先日太陽光発電の補助申請をしたが、浄化槽設置にも補助金が30万円ほど出る。その申請をするために役場に行った。ここを管轄する部署は、本庁舎ではなく支所庁舎だ。数年前に串本町と古座町が合併して新しい「串本町」となったが、串本町の役場が本庁、古座町が支所となっている。自宅からは支所は遠いので不便だ。
 その支所庁舎だが、本庁舎より数段立派だ。串本町があまりにもショボイということもあるが。


古座川そばの教会

 支所庁舎のそばには古座川が流れている。支所庁舎のそばにはかわいい教会が建っていた。その名も「リバーサイド教会」。ベタな名前だね。

2012年5月16日水曜日

5/16 果樹園の見回り

久しぶりに行ってみると

 
 
 全国的に暑い一日だった。群馬県の館林市では29度に達したらしい。串本町は黒潮のお蔭で冬は暖かだし、夏は涼しいのがよいところだ。今日も22度ぐらいだった。でも直射日光が強いので日向では暑く感じた。
皮と中身
いっぱい出ている
 今日は、しばらく行ってなかった果樹園の様子を見に行った。やっぱり植物の勢いは凄い。去年の冬に伐り倒した「葦(よし)」が青々としている。でもまだ若いうちなので、草刈り機で簡単に伐採できた。下草の勢いも盛んで、春先に植えていたホワイトサポテは雑草の中に飲み込まれていて、危うく刈り取るところだった。せっかく植えたのに刈ってしまっては最悪だよね。こまめに様子を見に来なければと思った。
 
 この前まで孟宗竹のタケノコを掘りに行っていたが、今日は真竹のタケノコをゲットした。孟宗竹のように地中を探すのではなく、地上に出たものを折り取るので簡単だ。さすがに写真のものは硬いかもしれないが・・・いっぱい出ているので5分程度で一食分は採れる。
 夕食の一品に出たが、孟宗竹とは違った食感で美味しかった。やっぱり細いのより太いのがより美味しい。


今年初めての虫たち

 
グロテスクだ

 
  畑からの帰り道、今年初めて見る虫たちに遭った。何の毛虫か分からないけれど、お茶の葉っぱを食べていた。かなりデカいのでグロテスクだった。
 バッタもコオロギも丸々と太っていた。いっちゃんの生徒の「虫博士」が見たら大喜びすることだろう。


今日の薔薇

 川越にいる時に切りバラを挿し木にしたら付いたもの。したがって名前は分からない。地植えにしているので元気よく育っている。花は大輪ではないが、花の数は多い。茎も太くてたくましい。
 香りがないのが残念、かな。


2012年5月15日火曜日

5/15 面接

採用だって
母校校門
  先週金曜日、ハローワークからの連絡があった就職支援相談員の面接を今日した。母校の串本(古座)高校の事務長から、今日の10時という指定を受けた。
 昨夜からの雨が続き、起きても降っている。朝食後、串本ロイヤネホテルの朝風呂に行き、湯船で広島から来たというオジサンと話をしていたら出るのが遅くなってしまった。そんなことをしている場合じゃないんだけれど。でも風呂上りは気持ちが良い。頑張ろうという気持ちになった。

久しぶりだ

 1年以上ぶりのスーツに着替えて高校に行った。教育実習から36年ぶりに校門をくぐる。校舎が様変わりしている。歳月を感じた・・・
 約束の時間より少々遅れて面接が始まった。校長、教頭、事務長の3対1だ。
 帰ってきていっちゃんが「ドキドキしなかった? 」と聞くので、「全然!」と答えた。冷静に考えれば、募集の状況から見て、落とす理由が見当たらないし、校長でも自分と同じか年下だろうと思うと、別にどうってことはなかった。
 合否はできるだけ早く連絡します、ということで面接は終了した。帰りに行きつけの喫茶店「プラテーロ」に行ったら、服装を見て驚いていた。
 今日は、午後から青少年の家での書道教室がある日だが、その途中、携帯電話がブルブルと着信を知らせる。講座終了後、折り返し電話をいれると高校からだった。事務長が出て、「お願いします」とのこと。あっけなく採用決定となった。
 来週から、週に1~2度の出勤となる。1年限定だが、母校の後輩の役に立てるということは幸せなことかもしれない。


今日の薔薇

 黄色の薔薇で有名なのは「グラハム・トーマス」だ。川越には一株あったのだが、引っ越しの時に忘れてしまい、水をもらえず枯れてしまった。それとは別種だが、今日庭で咲いた黄色の薔薇。名前は「ゴールデンシャワーズ」。こちらも今年の花が終わったら、地植えにする予定だ。
 新しい家の庭に薔薇のコーナーを作る予定だが、風が強いのがどれだけ影響するのか。


雲が湧く

 しとしとと雨が降り続いた一日。串本の方を眺めると、町の後ろの山が雲で盛り上がっている。

2012年5月14日月曜日

5/14 久々の書展へ

刺激を受けに

会場内は大賑わい
立派なギャラリーだ
 田舎にいると書道展自体が少ない。書道展に行くのは今年は初めてだ。3月に入会したIさんが案内状を持って来てくれたので、ご一緒することにした。Iさんは小学校の校長先生をされていた方だ。元校長先生の友達が出品しているので案内がきたようだ。車を走らせること40分。今回開催している会員の一人の別荘ということだ。一階は30畳ほどのワンフロアになっており、ギャラリーとして十分だ。しかも部屋の周囲には作品を吊り下げるためのレールと照明が設置されている。羨ましい・・・
 作品はというと、さすが和歌山県。県下の重鎮だった天石東村氏が亡くなってから20数年経っているのに、東村流が根強く残っている。まあ先生が天石先生の弟子だったのだから仕方がないことかもしれない。
 作品の良し悪しは置いて、自分も書かなくてはという刺激を受ける。


開墾してみたら

 夏用野菜を植えるために畝づくりを始めた。昨年開墾した時には、笹の根と葛の根を掘るのに苦労した。葛の根っこは「葛根湯」や「葛切り」の材料だ。いっちゃんが鍬を振るって土起こしをすると、その葛の根っこが、まだどんどん出てきた。今回も相当太い。お宝なのかな~と思いつつ捨てた。笹の根っこも土の中に一節でも残っていると、そこから芽を出してくるので厄介だ。
 何とか整備し、オバサンから頂いたナスを植え付けた。先日、自分たちで購入したナスの苗が3株あるので全部で8株になった。これらが順調に成長したら、どれだけのナスができるのだろう。
 トマトも3本買った。種類は「桃太郎」や「アイコ」など全部違えた。でもトマトはなかなか難しいという話だ。ミニトマトは放っておいてもドンドンできるのだけれど。植えようと思っていたトウモロコシも肥料を与えなければならないので難しいという。今年は出遅れたのでどうしようか・・・
 キュウリは4本。こちらは昨年台風で倒された反省を踏まえて、ガッチリと柵を立てた。
 これで大丈夫だと思うけれど・・・
 今日咲いたバラ。
ピエール・ド・ロンサールという。地植えにしたが風が強すぎたせいか今年はあまり花をつけなかった。


2012年5月13日日曜日

5/13 いろいろな出会い方

地獄で仏

 先週の日曜日は、川越で仲間と走った。今日も日曜日だから、雨が降っていなければ走っていることだろう。それに刺激を受け、自分も走ることにした。仲間で走ると楽しいから距離も苦にならないんだけど、一人での走行はモチベーションをあげないと難しいね。
 いっちゃんは、コーラスの日だから単独走となった。行先は、走りやすい古座川を遡り「一枚岩」を目指した。今日は珍しく微風でスピートが出た。
 途中で、汗をかき暑くなったので橋のそばで自転車を停めていたら、橋の反対側から来た自動車が停まり、中から声がする。いっちゃんが教えている「虫博士」の親子だ。珍しいところで会うものだ。途中、前の山を見ると自然と人工がはっきりと分かれている。人工は面白味がないね。自宅から23キロで一枚岩に着いた。
 休憩していると、男性はPINARELLO、女性はANCHORのペアが着いた。高そうな自転車だなあと気に停めた。
おまかせしてしまった
 休憩後帰路に。行きは車道を走ったが、歩道が幅広かったのでそこを走ることにした。快調に走っていると、好事魔多し。幅の広い溝が横切っている。まずいなあと思いつつ通ったら、後輪にガツンというショック。それと同じタイミングでプシューという音。強烈なパンクだ。

この自転車は奥さんの

 過去に何度もパンクを経験しているので、仕方がないなあという程度。後輪を外して、予備のチューブに付け替え、空気入れで圧をかけていく。いい感じで入ったので、もう一押しと思い力を入れたら、今度はバンという音。何と、空気を入れる部分の金具が折れている。おまけに空気入れもおかしくなっいる。こうなってはお手上げだ。家まではまだ20キロ以上ある。
 最悪の場合は、いっちゃんに迎えにきてもらうしかない・・・トラックが来たら駅まで乗せてもらおうかと思案していたら、先ほどの2人が走ってきた。
 手を挙げて停まってもらい、事情を話したら、スペアを譲ってくれることになった。空気入れも壊れているので、入れてもらった。
 名古屋在住で、二泊三日で旅行に来ており、今日は近くの『国民宿舎 あらふねリゾート』に泊まっているのだとか。
 目の前が真っ暗になったが、結果としては良い人たちとの出会いに恵まれた。本当にありがたいと思ったね。一期一会だけれど、悪くはないと思った。
 1時間近くのロスがあるので一所懸命走って帰る途中、畑から戻ってきたところだという大学の先輩のKさんと遭った。これも普通じゃありえないことだ。どちらかが数秒遅くても早くても遭うことはなかったからね。今春まで母校の書道の先生をしていたが定年を迎えた。今は非常勤をしている。帰郷した時に挨拶しに行って以来だから本当にびっくりだ。急いでいるのだが、いろいろと情報交換をして別れた。就職支援相談員になれば、同じ職場になるのだが。
 疲れたけれど今日は何だかおもしろい一日だった。

2012年5月12日土曜日

5/12 耕運機で耕す

耕運機は強い味方

 1週間家を空けていたツケは大きい。どの畑も雑草が蔓延っている。これかの季節は草取りと虫とのバトルなのかもしれない。
 花畑の雑草も元気がよい。育てたい植物といえば、成長が遅かったりするから悩ましい。一畝だけ雑草だけのところがあった。草取りをしないで、そのまま耕運機で土を掘り返した。昨年、一度鍬で土起こしをしているので、スムーズに畝ができあがった。雑草もきれいに取り除かれた。リクエストされているトウモロコシを植えたらいいのかなあ。 


 「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」という江戸時代の俳人山口素堂の句のとおり、 5月は過ごしやすい季節だ。おまけに今日、鰹をいただいた。お裾分けのお裾分けだ。今日、沖で釣ってきた鰹らしい。もう捌いてくれていたので楽だった。いただいたのは半身。これだけあると、3人では食べごたえがあった。しかも、新鮮なため、身が締まり、プリプリとしていた。生姜醤油で食べたら非常に美味だった。


網代(あじろ)編みのバッグ

 先日上京した折、デパートに行った。その時、Pラダの網代編みのバッグがあった。なかなかかわいくて気に入ったらしい。お値段はリーズナブルで10万円弱だと店員が申したそうな・・・
 では自分でも作ってみようかと、試作してみたのが、これ。試作なので、実際に作るものの5分の1ぐらいとのこと。素材も、実際はラフィアという自然素材なのだそうだ。
 



基礎工事が完了

 今住んでいる自宅は、海まで50メートル弱。海抜は5メートル未満。昨年の大震災を受けて、東南海沖の地震のシュミレーションを再検討した結果、串本町には最大18メートルの津波がくるとの想定がでた。昭和19年の大地震の時に、串本町でも大きな被害があった。ただ出雲の港には数10センチしか来なかったとのことだった。過去においても被害はないのだが、M9クラスが来た場合はわからない。
 自宅が築30年を過ぎ、改築する予定でいたのだが、いっそのこと高台に家を建てた方が安心だということになった。畑を宅地申請し、建築許可が出た。ここは海抜50メートル。どんな津波が来ても大丈夫だろう。
 先日基礎工事が終了した。予定では、来週中には家の形ができるらしい。風が猛烈に強い地域なので、老後のことも考えて平屋にした。220坪ほどの土地に、30坪ほどの家が建つ。基礎だけを見ると30坪なんて狭い・・・6月末には完成の予定だ。完成してからお披露目しようと思ったけれど、秘密にしておくのも気が引けるので・・・
 家は自分では作れないが、そばに、ログハウスのちいさいヤツを自分で建てるつもりでいるのだが。納屋が建てられたのだから大丈夫だとは思うけれど。
 

2012年5月11日金曜日

5/11 久しぶりのハローワーク

求 人

 帰郷して約半年間、失業保険をもらうためにハローワーク通いをした。昨年9月に行ってからだから8か月ぶりになる。
 朝、登録されていない番号が着信に入っていた。町内の番号なので、誰だろうと思いつつ電話をかけたらハローワークが出た。
 串本古座高校からの求人で、「就職支援相談員」とのこと。雇用期間は来年3月31日までの中で60日だから、1週間に1~2日ということになる。働くならば正規雇用ではなくパートが良いと思っていたから好都合かもしれない。ハローワークに登録している中で、前歴と照らし合わせ、合致するのは一人だけなので連絡しましたということだった。
 自分の中では、働くなら「書道関係」と思っていたので、肩すかしをくらった形だが、身上書には進路指導のことも書いてあったから、よく見てくれていたんだと感心した。これも縁だろうから、採用してくれれば行こうと思う。徐々に自由な時間が狭まってくるのは複雑だが。


草刈り、開墾、網張り

 家の裏の畑は約60坪あるのだが、昨年開墾する時に周りを残しておいた。理由はそこまで必要ないかなと思ったのだが、いろいろと植えているうちに手狭になった。そこで張ってあった網を外し、広くした。これで10坪ぐらいは広くなっただろうか。
 先日はパプリカ、ピーマン、ミニトマトの苗を買って植えたのだが、今日は、夏野菜の主役であるキュウリ、ナス、トマトの苗を買い足した。この手の作物は連作を嫌うのから丁度よいかもしれない。トウモロコシのリクエストもあるが、さてどこに植えようか?


芍 薬

 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美人の形容にも使われる花。子どものころ、母が芍薬を出荷用にたくさん栽培していた。花は綺麗なのだが、匂いが嫌いだったのだが、歳をとった今、その匂いが嫌いではなくなったのは不思議だ。
 花畑にした畑には開墾した時に水仙の球根が大量に出てきた。もともと花をたくさん植えていた畑だったが、10数年のうちに水仙だけが生き残ったのかと思っていたが、芍薬が色々なところから出てきた。開墾した時に、イモのような種が出てきたのだが、おそらくそれが芍薬だったのだろう。それらは捨ててしまったので残念なことをした。