2012年4月14日土曜日

4/14 伯父さんの一周忌

早いもので

 昨年帰郷して最初の出来事は、伯父さんの死去だった。帰ってくるのを待っていてくれたかのように、1週間の後に87歳の生涯を終えた。引っ越しの荷物は4月下旬に手配しており、その中に喪服も含まれていた。まさかこんなことになるとは思っていなかったので、大慌てだったことを思い出した。地元ではなかったが、93歳の伯母も同じ日に亡くなったから親戚中は大騒ぎをした。この二人は生まれた月日も同じだったということで、奇妙な縁を感じたものだった。
 告別式では、本来は喪主が挨拶をするのだが、喪主である従兄弟から「やってくれ」と頼まれて、挨拶をした。そのことで、帰郷したことを皆にに認知してもらったような気がする。




藤の花が満開だ


 お墓に行く途中の家の庭で見かけた。藤の花が満開になっている。桜が終われば、藤の花も見ごろを迎えるということか。
 昨年まで荒川のサイクリングロードを走っているとよく見かけたのだが、こちらではあまり見かけなかった。初めてかもしれない。
 それにしても見事な咲きぶりだ。




裏の畑に上がる階段


 昨年自力で作り直した階段だが、脇に水仙やチューリップなどを植えていた。その花たちがポツポツと咲くのだが、先日紹介したタツナミソウには負ける。自然の力というのか、ここの土地に合わせて生きている力強さを感じる。
 一輪はとても小さいけれど、群生すると立派に見える。雑草として引き抜いてしまうのはもったいないので、この面はタツナミソウを残すことにした。






遊漁料

 支払い忘れていた「遊漁料」を支払った。町内では、地区ごとに遊漁料の金額が違うらしい。出雲では、年間3000円、個人ではなく各戸ごとだ。釣りのように1日券というのはなく、また、そこに在住していないと権利はなく、採ることは許されない。
 これを支払えば、貝、テングサ、フノリ、ヒジキなど海産物を採って出荷することができる。ただ、漁期が決まっており、口開けの日が定められている。これで大手を振って採ることができる。
 昨年はテングサだけ出荷した。二日間テングサ採りをして、3万円強を得た。ただ採ったあと干したりするのが手間なんだけど。
 いよいよ4月19日がヒジキの口開けだ。ここのところ気温が上がっているので、潮水に浸かっても大したことはないだろう。基本的にヒジキは磯からなので、海に入ることはないのだが。
 

 

2012年4月13日金曜日

4/13 クンシラン

庭のクンシランとツツジ

 暖かくなってくると、庭の植物たちも活動が盛んになる。昨年、庭の整備をした時にツツジの枝をかなり刈り込んだ。半分ぐらいの大きさにしたので心配していたが、昨年よりもたくさん花を咲かせているから不思議だ。しかも、ツツジの下で窮屈にしていたクンシランがしっかりと見えてきた。ただ、今年の冬が寒かったせいか、今までツツジの葉っぱの中でヌクヌク生活していたせいか、葉の先が霜焼けしてしまった。そのクンシランが咲き始めた。
 ツツジのピンクと、クンシランのオレンジが鮮やかだ。四季咲きのバラも蕾が大きくなり、もう少しすると咲き始めるだろう。




お薬師様の桜

いっちゃんの作
 親戚の家に行く途中、お寺の上にあるお薬師様の横を通った。見ると桜がまだきれいに咲いている。この辺りでは、ヤマザクラやオオシマザクラはどこにでも咲いている。ここの桜はどちらでもないみたいだ。花弁が大きいし、鮮やかなような気がする。


 畑への道

 出雲の畑は概ね台地の上にある。雨が降らない時に出かける我が家の畑も竹藪もこの道の上にある。
 途中には元出雲小学校がある。海抜は、50m以上。行って、帰ってくるだけで結構な運動だ。
 今の時期は、ウグイスの鳴き声が四方から聞こえ、何とも長閑な気分になる。

2012年4月12日木曜日

4/12 暖かいを通り越して

タケノコの伸び方

これは掘りません
 寒い、寒いと言っていたら、ここ数日気温が上がり、今日は逆に暑いね~というようなことになった。どうなっているんだろう。
 昨日雨が降ったので、タケノコが出てきているかなと、様子伺いに行った。行ってみると前回見落としていたのか、目に付くところに堂々とした竹になったのが出てきている。竹は成長が早いと言うけれど、どうなのかね。やっぱり見落としだよね。
 竹藪の中をタケノコを探して歩き回った。ここ数年は、我が家の藪にはあまり生えず、その下側に根っこが延びていって、「地下山(じげやま)」という出雲区の地所に多く出ている。ただ、ここは傾斜地なので歩くのも骨が折れる。
 どんどんは見つからないけれど何人かには送ってやれるだけは確保した。昨年開墾用に買った鍬でタケノコを掘ると、刃先が鋭いからスパッと切れて、簡単に土の中からあらわれる。
 「採ったど~」という感じで気分がいい。



どこから来るのだろう
水にピントが合ってしまった


 花畑にある水瓶の中を覗いたら、何やら動いていると見たら「アメンボ」だ。こんな小さな瓶にどこから来たんだろう。まあ、アメンボは飛べるからとはいえ、もっと広いところもあったろうにと思ってしまう。
 そういえば、川越にいたころ、毎年ゴールデンウィークの期間、長野県の佐久市で書道の合宿をしていたが、そこの宿舎の露天風呂にたくさん浮かんでいたのを思い出した。水であればどこでも良いということかな。


フラワーアレンジメント風

 花畑に行くと、しばらくぶりなので、次のチューリップたちが咲いている。球根を太らせるためには花は摘んだ方がよいということか、どんどん摘んでいく。
 そして花瓶に飾ったのがこれ。








クマさん

 昨日に引き続き3体。
No.27      No.28      No.29


2012年4月11日水曜日

4/11 今日で1年

帰郷して丸一年

 昨年4月10日に川越を出て、途中「鳥羽」で一泊し、串本に帰ったのが11日だった。早いもので、あれから丸一年だ。
 この一年を振り返って、父との付き合いや日常の生活は、これで良かったのかなあと自問してしまう。35年間の教員生活とはガラリと180度違った生活だったからね。
 また新しい1年、何か目標を立てて過ごさないと・・・ボケないように。


大風の準備

 今日は昼過ぎから大荒れになる予報が出た。先週火曜日のような爆弾低気圧の時には全く無防備だった。その影響で、ソラマメの枝が風でなぎ倒されてしまった。自然に起き上った枝もあったが、いまだに土と仲良くしている枝もあったりする。
 遅きに失した感もあるのだが柵を作ることにした。本当は苗が大きくなる前に、柵をしておけば良かったのだが、でも、これ以上被害を拡大させてはいけないと、朝から柵で囲った。ソラマメを見ると、すでに結構大きな実が生っている。収穫はもうすぐかもしれない。ソラマメは大好物なので楽しみだ。ビールを飲みながら食べるのは格別だ。
 ついでに、先日植えたパプリカなどの苗にも添え木をし、大風に備えた。


今日の玄関の花

 フリージアが咲き出した。色鮮やかで、しかも良い匂いがする。個人的には百合の匂いが一番好きだが、フリージアも好きな匂いの花だ。畑に咲いた花を切って、玄関に生けた。色とりどりで玄関が明るくなった。


久しぶりのクマさん

 友達から依頼があり、久しぶりに作り始めた。最初の作品から番号をつけていくと、今回は、No.24~No.26になるとのこと。相変わらず一体一体顔が違う。
  No.24        No.25        No.26

2012年4月10日火曜日

4/10 桜の後は

山が色づく

紅葉ではありません

 「山が色づく」と書くと、秋の紅葉の風景かと思われがちだが違う。数日前までは、どこの山を見てもオオシマザクラやヤマザクラが花開き、圧倒的に白が勝っていた。それが徐々に変化して緑の色が増えてきた、と思っていた。
 ところが今日山を見たら緑だけじゃなく、黄色やオレンジの暖色系の色が目に付いてきた。手前には桜が見えるし、この画像を見たら、季節はいつなの?と思ってしまうよ。
 新芽や若葉が暖色系の樹木があるみたいだ。今まで長年住み慣れた関東とは少し趣が違うようだ。


ランチ

温泉の割引券付き
ボリュームはあるけれど
 今日は、出雲の老人会の遠足だ。バスに乗って、我々が昨日桜を見に行った古座川の一枚岩あたりらしい。昼食を食べて帰ってくるということなので、二人でランチをすることに。
 ロイヤルホテルの1000円ランチは月替わりなので、前回は3月だったからメニューが4月バージョンになっていた。先月までは和食しかなかったのに、今月からは、和食と洋食から選べる。
 そのほかにも数種類のコースが新設されていたので驚いた。でも和食も洋食も写真を見るとイマイチだったので、パスタランチというのを注文した。トマトスープだということだったので頼んだのだが、自分のイメージしたものとは違っていた。これじゃ1000円ランチの方を注文しておけば良かったと、一口食べて後悔した。やっぱり1000円ランチの方が間違いがないらしい。
春霞で対岸がボンヤリ
 唯一得した気分になったのは、ロイヤルホテルの日帰り温泉の割引券が出るようになったことだ。(1000円ランチにも付いてくるのだが)
 回数券と同じで、通常は1000円が500円で入れる券だ。3月から回数券を買って何度か行ってるので、この券はうれしいね。
 平日の夜に行くと(実は昨夜も行ったのだが)朝と変わらず2.3人しかいない(女性客は結構いたようだ)。泊り客は丁度夕飯を食べた後だから部屋で寛いでいるのかもしれないが。
 対岸を見たらボンヤリしている。春霞か?もしかしたら黄砂?

2012年4月9日月曜日

4/9 お花見

佐田の桜

古座川と桜並木
鯉のぼり
 古座川の中上流にある七川ダム湖沿いの桜を見に行った。「日本の桜100選」にも選ばれている。流域にソメイヨシノが3000本植えられている。桜の木がかなり大きくなっていて、100選に選ばれるだけのことはあると思った。満開を過ぎているのが残念だったが、それでも十分に見ごたえがあった。
 途中、道路が細くなっている箇所がいくつもあり、以前に行った「平井の里」の手前6キロぐらいの所だから、秘境の雰囲気も漂う。平日だし、満開を過ぎているせいか観光客も少なく(それでも大型観光バスも来ていた)、ユックリと見るには最高だった。駐車場も閑散としているからどこに停めてもいいしね。
 時期的には少し早いけれど、鯉のぼりの鯉が数十匹泳いでいた。とにかく3000本もあると、どこを見ても桜という感じ。
お邪魔な二人ですみません
 自宅からだと1時間ぐらいの所だけれど、来たかいがあった。来年は満開の時に来てみるかな。


台風の爪痕

実際に見ると凄いよ
 昨年の台風12号の爪痕は、まだ残っている。古座川に掛かる橋は何本もある。その中で、この橋はものの見事に壊されていた。元は吊り橋だったようだが、鉄骨が曲がったり、土台から根こそぎ壊されている。水の力はすさまじいと感じた。
 当時は、この辺りも土手から数メートルも水が上がったらしいから、この有様も仕方がないことか。
  道の途中にこんな店があった。「みんなの店」というネーミング。地元の方が出店している。  店の裏は川だ。普段であれば川面からは10メートルぐらいはありそうだ。この店も、台風の被害を受けた。2メートルぐらい水に浸かったのではないだろうか。再び再開したのが11月だったようだ。家が流されなかっただけでも良かったのかもしれない。今、川を見ると、そんなばかなと思うけれど・・・自然は怖い。

2012年4月8日日曜日

4/8 灌仏会

花祭

屋根がユニーク
 今日、4月8日は「灌仏会(かんぶつえ)」だ。本来は、旧暦の4月8日が、お釈迦様の誕生された日で、それにちなんだものだから、旧の4月8日にすべきものだろう。降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)、花祭(はなまつり)の別名もある。
  今朝、「観福寺において、花祭の用意をしているのでお参りにきてください」との町内放送があったので、物見遊山も兼ねてお参り行った。
 まだ早かったのか、お参りの人は誰もいない。境内には、和尚さんと奥さんと飼い犬が居たので、少し立ち話をしてから本堂へ。
 本堂の広縁の所に、お釈迦様が『天上天下唯我独尊』と言ったとかいうポーズの仏像がお立ちになっていた。
しっかりいただきました
 甘茶をかけて、お参りした。隣に置かれてあるポットには甘茶が入っていたので頂いた。甘茶といわれるだけに甘い。でも後味がスッキリとしていて飲みやすい。
 帰りに和尚さんに、甘茶の作り方を教わった。一般的には、ユキノシタ科の「アマチャ」を使うらしいが、和尚さんは「アマチャズル」と何か(忘れた)を入れて煮出したのだそうだ。
 アレルギーの鼻炎には、「甜茶」が効くらしいが、これも同じようなものか。甜茶(てんちゃ)も甘いからね。


ブルーベリーの花
 
 昨年4本植えたブルーベリーの木。育てる楽しみを、ということで本当に若い苗を買ったのだが、もう少し大きいのを買っても良かったかなと反省気味。昨年買った、イチジクやレモン、キンカンと同じように、実が生っていたものを買い、そのまま摘果しないで実らせてしまったの。だから木の方への栄養が不十分だったと見えて、殆ど大きくならなかった。
 ブルーベリーはアルカリ性の土壌を好む植物なので、土が合わなかったのかもと思い、秋に植え替えをして、その時に土中にピートモスを混ぜた。これで土壌は大丈夫だと思う。
 冬の間葉っぱも落ち、情けない姿になっていたが、春が来て葉っぱが随分出てきたなあと思っていたら、花がたくさん咲いていることに気が付いた。小さくかわいい花なのであまり目立たないし、まだ木が小さいから当然花も地面に近い所に咲いている。 ブルーベリーは1種では実が生りにくい植物だ。そのため4本で3種類を植えている。そのすべてに花が咲いている。実はどうしよう・・・木を大きくさせたいし・・・悩む!