2012年1月15日日曜日

1/15 納屋仮り組み 2日目

納屋の全体像ができた

 昨日は床の骨と四隅の支柱を作った。庭に工作する十分なスペースがあれば、そのままにしておくのだが、邪魔になるので昨日は全部解体した。
 そして、再び今日組み立てた。同じことを何度もするので面倒くさい。ネジで組まないで、釘で打ちつけて行けば、こういう手間は省けたのに、と少し後悔する。でも、ネジの方が強度があるし、将来解体する時のことを考えてのことなんだけど・・・そこまで考えなくても良かったのかも。今日は、屋根の骨と、間に入れる縦の板を取り付けてみた。ここまで作ると、すべてのネジは6~7割程度の締め方だけど、かなりがっちりとなる。しかもかなりな重量で安定感がある。
 今日はここまでにした。もう一度解体して、今度は本格的に畑で組むことにする。明り取りの窓などを付けなければ、あとはベニヤ板とトタン板で覆えば完成となるが、もう一手間かけてみるかな。


埼玉と串本の温度差

今年2度目のグァバの実
 5~6年前、東松山市の農園でグァバを買った。グァバは(亜)熱帯産の植物で、沖縄では「バンジルー」、一般的には九州の温暖な地方で「バンジロウ」といわれている。「バン」は「蕃」で、『蕃爽麗茶』はその葉っぱのお茶だ。
 埼玉で、ある年、外で冬越しさせた。その年は雪がよく降り、寒い年だった。すると葉っぱは全て落ち、春になっても枯れ木状態となった。枯れたのなら仕方ないので鉢から抜いて捨てようかと思っていた矢先、芽が出てきたので捨てられずに助かったという木だ。引っ越しの時に串本に持ち帰ってきた。枯れかかった木からできた実の種からできた2代目の若木を庭に植えたのだが、地植えは強力で、ぐんぐん成長し、今では2メートルを超えた。その木の枝になっている実。秋に一度収穫したのだが、その後も花が咲き、実を付けている。
 もしかしたら、沖縄あたりでは年中花が咲き、実を生らしているいるのかもしれない。さすがにこの辺りでは冬場に食べられるまでは成長しないと思うけれど。

2012年1月14日土曜日

1/14 納屋の仮り組み

納屋の仮り組み

前面です
 昨日壊した納屋の新築を始めた。畑で作っていけばよいのだが、畑では電源が取れない。バッテリーの工具はドライバードリルしか持っていないので、一度自宅で仮り組みをすることにした。
 設計図の通りにカットし、ドリルで穴を開け、ドライバーで組んでいく。と、書くのは簡単だが、スムーズに事は運ばない。2×4材は重い。しかも、庭で仕事を始めたが、思ったよりも庭にはフリースペースがなく、周りに遊びがないので難しい。
 何とか形になつたところで今日は終了した。まだ屋根材なども買ってないし・・・こういう時に軽トラがあると便利だな。


イチゴの収穫

食べる前に記念写真

 秋に植えておいたイチゴの実が赤くなりだした。イチゴはストロン(stolon)で、どんどん増えていくから、来年以降が楽しみだ。最初に5苗買ったのだが、すでにかなり増えている。増えたところから次々に花が咲いて実になっている。今日は、一番赤くなったのを採った。かなり大きく育った。先日、鳥からの被害を防ぐため、上空に畑一面にカスミ網をかけている。周りにはタヌキ除けの網、上には鳥除けと大変だ。でも、全部貰ったものだけど。
ルッコラの花

 畑には全く農薬を使っていないので、畑でそのまま食べた。やっぱり美味いよ。
  無農薬というか、農薬を使わないで育てて(勝手に育って)いるので、ほうれん草やキャベツには青虫だったり、ソラマメにはアブラムシがビックリするぐらい付いている。  菜っぱの類は、旬が過ぎたものは薹(とう)が立ち、花が咲きだす。ルッコラの花を紹介します。茎も立派に成長し、きれいな花が咲いた。初めて見た!

2012年1月13日金曜日

1/13 納屋を壊す

納屋を壊した

壊す前
 花畑にする、2番目に開墾した畑には納屋がある。しかし、10数年放置されたままだったので、損傷が激しい。しかも、中には様々なものがぎっしりと入っている。この畑を開墾する時に、中に物を置けるかなと思ったが、アライグマかアナグマの住み家になっていたらしく、獣臭がした。それよりも蛇が潜んでいそうで、冬になるまでそのままにしておいた。もし蛇がいたとしても、冬眠中なら動きが遅いので大丈夫かなと考えたからだ。壊し始めたが、思いのほか頑丈に作ってある。かなり太い木を使い、長い釘で留めてある。壊しながら、作る時に壊す時のことも多少は考慮する必要があると感じた。

途中です

 年が明けて、使おうと思っていた1×4材と2×4材が安く出たので大量に買っておいたので、一昨日あたりから、自分で作った設計図をもとにカットしたり仮り組みをしている。日曜細工でいろいろと作ったが、今回は最も大ものだ。 
 春までにはここに新しい納屋が建つ予定だ。






跡形もなく消えた









 

 
 
買ってきた南天、その後

 以前、樫野崎に水仙を見に行った時に、無人の販売所にあった見事な南天を紹介したが、今は玄関に飾られている。つややかな赤が見事。
 正月前に切ってきた竹にもマッチしている、と思うのだが、どうかな。 
 

2012年1月12日木曜日

1/12 お薬師さんの餅まき

こんなに人がいるの?

 お薬師さんで、今年厄年の人たちが御祓いをうける。午前10時、観福寺の住職の読経から始まる。この住職の声は素晴らしい。モンゴルのホーミーのように響いてくる。坊さんの読経は眠たいものだと思っていたが、なかなかどうして。聞き惚れるというのはこういうことかもしれない。聞かせてあげられないのが残念だ。
 その後、御祓いを受ける人たちが、めいめいに寄進した餅や菓子などを、御祓いを受けた後で、櫓の上からみんなにまく。女性は登れないので、その代理の関係者や役付きの人たちが登る。自分は再来年が厄年だが、父親も88歳になるので一緒の厄年だ。再来年は父の分も合わせて気合いを入れて餅をまこう。
 櫓の周りには大勢の人。出雲にはこんなに人がいたのかと思うぐらいに集まっている。今日は平日なので、子どもたちがいないから寂しいね~と、昨夜いっちゃんと話していたが、時間前には、小学校と幼稚園の児童が集まってきた。学校行事ということで、全員来るのだそうだ。田舎的で微笑ましい。ずっと続けてほしい風習だと思う。
 いよいよ始まった。オバアサンたちは元気いっぱい。櫓の真下に陣取ってエプロンを大きく広げ臨戦態勢。「こっちにまいて~」「こっちに来ないよ~」など結構真剣。いっちゃんは?と見ると、一番外れで観戦中。
 櫓の上には一度に置けないので、三回に分けて行った。餅をまく人によっても随分と雰囲気が違うものだと実感した。見ている方としては、盛大に、一度に大量にまいた方が迫力があってよい。それにしても、頭などに餅が当たっているが痛くないのかなあ。
 遠くにもたまに投げてくるので、いっちゃんも2個ゲット。今度85歳になる父は30個ほども拾ったみたい。
 来年は、私も輪の中に入って拾うよ~と、いっちゃん。


地蔵菩薩坐像について
 今日知ったことだが、お薬師さんには3体の像が安置されている。
その中で、右側に祭られているのが「地蔵菩薩坐像」という。
 なんでも、由緒のある像だそうで、作られたのが鎌倉時代という。もともとこのお寺にあったものではなかったが、縁あって現在この寺に鎮座している。古いものの中で、座っている地蔵菩薩では最大級のものであると、昨年まで総区長をされていたYさんのお話。
 興味のある方は、次の「新宮・神倉山伝来の地蔵菩薩坐像」をクリックしてください。
 今は、写真が前に置いてあり、その奥の左手しか見えない。
 

2012年1月11日水曜日

1/11 櫓(やぐら)の組み立て

櫓を組む

 今年になっての一大事。不安が的中した。地区の総会があり、選挙で「氏子総代」という役が回ってきた。田舎の住民となって9か月。まだまだ分からないことばかりで、不安だ。以前の仕事柄、適役者が戻ってきてくれた、みたいな雰囲気が漂う。戻ったからには一通りそのような役はしなければいけないと思っていたが、やはり時期尚早ではないかと思う。個人的には、満を持して取り組みたかった。任期は2年だが、この先、下手をしたら10年は色んな役が回ってきそうだ。
 さっそく今日は、明日のお薬師さんの行事で、厄払いの人たちが櫓の上から餅をまくのだが、その準備で、役員が早朝からお寺の境内に櫓を組む作業があった。手際がよく、あれよあれよという間に組まれた。
 子どものころは、誰でも櫓の上から餅をまきたいと思い、上がって餅をまく人が羨ましかったものだ。区長になったら上にあがれると思うので、何年後かには念願がかなうかも。
 また、昔は食糧事情が貧しかったから、餅を拾うことは妙に真剣だったように思う。特に、オバサンたちの凄かったこと。明日はどんな餅拾いになるやら。それよりも、いい写真を撮りたいね。


海鵜の大群

カラスじゃありません
 海を見ていると、毎日何か発見がある。今日は、今まで見たことがなかった「海鵜」を発見した。しかも一羽や二羽ではない。大群だ。
 これまで近くの海で見られる鳥は、カラス、とび、カモメ、鴨、鷺(五井鷺や白鷲など?)だった。特に五井鷺と思われる鳥は、島の上から鳥を狙っている姿がいつでも見ることができるのだが、鵜は珍しい。他の鳥と違い、水中に潜っての漁だから、魚を取りつくしてしまうのではないかと心配になる。
 すぐ近くにいたのだが、レンズを向けると一斉に飛び立ってしまった。どんな鳥も、レンズにはすごく敏感だ。見てないだろうと思っても見てるんだねえ。

2012年1月10日火曜日

1/10 初モノ

今年の初日の出

 毎日初日の出を写真に収めようと目覚めるが、夜明け頃は曇っていることが多かった。晴れていても海上には雲が出ているとか。今日は晴れていそうな雰囲気だったので浜に出てみた。やっぱり雲が出ている。海面から直接出る太陽を撮りたかったけれど、諦めてシャッターを押した。
 水蒸気の関係か、海面から出てくることは本当に稀かもしれない。
 画面左側の高い島が「福島」という。なかなかおめでたい。





走り初め
いざ、出発!

 昨年暮れから何だか忙しなくて走れていなかった。今日は風もなく、寒さも和らいだので、走ることにした。久しぶりの走りなので、不安いっぱいで乗った。行先も、漠然と古座川方面とだけ決めた。 
 川越だと、このシーズンは防寒の靴カバーをするが、串本では全く必要ない。走り始めは少し寒かったので、薄手のウインドブレーカーを装着したが、すぐに脱いだ。
 
 最初は、古座川の先の田原にある喫茶店までの往復でいいか、と思ったのだが、走っていくと体が軽い。ずっと畑への山道を歩いたり、開墾作業をしていたのが良かったのかも。

透明度はばつぐん
 そこで、古座川を遡り、一枚岩とは反対方向の「滝の拝(たきのはい)」に行くことにした。全体的に平坦な一枚岩方面と違い、結構なアップタ゜ウンが連続する。道は、左側が杉林、右が澄みきった水の古座川の支流「小川」が流れる。夏なら水に入りたくなる景色だが、冬は・・・
 この滝の拝では、夏場に名物爺さんが登場する。釣り上げたアユを生カジリして食べるという。
 今日は人っ子一人いない。
 結局、走り初めとしては少しハードに56㎞を走った。



2012年1月9日月曜日

1/9 成人の日

成人の日

 成人の日といえば、昔は1月15日に決まっていた。ハッピーマンデーとなってからは、1月の第2月曜日となったが、ピンと来ない。やっぱり祭日はちゃんと月日が決まっていないとおかしい、と思う個人的には。学校に勤めている時は、ハッピーマンデーはラッキーではあったけれど・・・
 今日は、出雲の人で、手芸から始まり、お琴、絵画、草木染などなど多趣味なYさんを訪ねた。旦那さんが妹の小学校の担任という関係で、妹が数十年ぶりにお年始に行った。帰ってきて言うことには、「そこの奥さんといっちゃんは趣味の点で同じ匂いがする」と。遊びに来てってお願いされたからということで、今日、伺うことにした。
 それでは何かプレゼントしようと、作り始めた。で、できたのが右のバッグ。奥さんは「いや~、うれしいよ~」と喜んでくれた。
 お宅に行くと、趣味の部屋にはグッズがたくさん。ホントに妹の言うとおりだと感じた。


もう一つの手仕事

 11月末ぐらいから毎日一体作っていたクマさんだったが、途中からペースが大幅ダウン。年が明けてからはボチボチと作っている。このクマさんは、次男のお嫁さんのお母さんへのプレゼント。
 1月8日が誕生日だったので、それに合わせてプレゼントした。前にも書いたが、一体一体顔の表情が違っているところが面白い。けっして美人じゃないけれど、親しみがでるのかな。
 かわいがってもらえるといいね。