春は名のみ・・・
今日は立春。暦の上では「春」だ。ところが『早春賦』の歌詞にあるように、「春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす 歌は思えど」とあるように、風は冷たい。
天気予報では、明日は全国的に雪らしい。串本のあたりでも、もしかしたら明日の未明には降るかもしれない。
立春の和歌で、「雪のうちに 春は来にけり 鶯の こほれる 涙 いまやとくらむ」というのもあった。昔から、立春とは言っても暦の上だけで、一般的には寒かったのかな。でも、立春の声を聞くと、あぁもう少しで温かくなるんだという期待が膨らむ。
食糧難
今年の冬は、山には鳥の餌となるような木の実が少なかったらしい。昨年は豊富だったのか、庭のナンテンやマンリョウの赤い実は食べられず、春まで木に付いていた。ところが今年は一転して食べつくされてしまった。また、今年はメジロが庭先によく飛んでくる。これも昨年はまったくなかった現象だ。
最後に残っていた、この一粒も翌日には消えていた。生きていくということは鳥たちにとっても大変なことであるようだ。ウグイスとメジロを混同している人がいる。ウグイス色という色は、ウグイスの羽の色と思われがちだが、下のメジロの色だ、と思う。だから、「ウグイス色」で検索すると、ウグイスよりもメジロの画像が圧倒的に多い。どうしてだろう?
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