暮れの大掃除
年に二回の一斉清掃の日だ。夏はお盆の前にするのだが、こちらは暑さとの戦いで大変だった。それに比べれば、冬の掃除は楽だ。早朝はピリッと寒いけれど、体を動かしていれば暖まるから苦にはならない。埼玉の川越にいる頃は、「ゴミゼロ」に因んで、「5月30日」が一斉清掃の日だったのが懐かしく思い出された。
串本町は、過疎化、高齢化が進んでいるが、その中の出雲区も例にもれない。地区ごとに割り当てを決めているのだが、超高齢者の家庭は免除しているから、年々参加者が減り、一つの地区でできなくなったところは、二つの地区で1か所が割り当てられ、昔は6か所から4か所になった。その為、できない2か所は町にお願いするようになっているという有様だ。
夏は暑くなるので7時からだが、冬は夜明けが遅くなっているので、8時から始める。参加する男性は主に草刈り機を、女性は草刈り鎌か竹ぼうきや熊手を持って集まってくる。都会と違い、道路の清掃よりも、道路の脇の草を刈るのが主な仕事だ。夏場は草の勢いがあるので刈るのも大変だし、藪蚊に刺されたりしたが、そのことを思えば冬は草もそれほど生い茂ってないし、虫や蛇がいないのがいい。1時間ほどできれいになった。これで新しい年を気持ちよく迎えることができる、かな。
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