2015年11月27日金曜日

1039 2015.11.27

この冬(まだ秋?)一番

昨日までの暖かさがウソのような朝。いつもの格好で外に出ると、なんと寒いこと。慌てて室内に戻り上着を一枚羽織った。9時前に、仕事に出かけようと外を見たら、今度は何か降っている。雨かと思ったら氷の塊だ。粒が小さいので地面に落ちるとすぐに溶けてしまう。芝生の上に落ちたものは少し溶けにくいようで、しばらく氷の形をとどめていた。
 しかし、まだ11月だというのに、ビックリだ。今年は暖冬になると予想していたが、ホントかな。
 庭のパッションフルーツの棚には、二番成りの実が数多く付いている。昨年に比べて大きく成長したので、昨年の温床では入らない。とは言え、他に用意していないので、サイズダウンして、とにかくハウスの中に入れた。この仕事を昨日していたので、間一髪だった。そのままにしていたら、恐らく今日の寒さで被害を受けていたに違いない。良かった良かった。

2015年11月20日金曜日

1038 2015.11.20

再びのパフォーマンス

 今日から古座キャンパスの文化祭。先週、串本キャンパスで披露したパフォーマンスを再び行った。先週と違うのは、今日は開会式直後、体育館に生徒が全員集合している中での発表だ。発表は午前9時40分から。ところが着替えの最中にハプニング発生。弓道部と掛け持ちの生徒が、部室に袴を忘れてきたという。他の生徒の分は、前日搬入済みだったが、この生徒は前日弓道の練習をしたので、そのまま部室に置いたままになっていたのだ。この時点で9時。あと40分しかない。慌てて車に乗せて、串本キャンパスへ。袴を持ってとんぼ返りした。9時30分に到着し、慌ただしく着替え、何とか間に合った、という次第。
 今回は6人が全員集合。体育館のライトは消され、スポットライトの中での披露だ。一度書いている安心感か、前回よりも落ち着いて書けた。
 今年は、とにかく全力で書くことができた、と思う。来年(勤務していたらの話)、するとしたら、もう少しクオリティの高いものを要求させたらおもしろい。
 3年生は大字を書いた部長一人。パフォーマンス終了後、展示責任者の先生と話している所で一声かけたら、二人は涙ボロボロ。今年が最後なんだという思い入れが強かったのかな。展示責任者の女の先生は、彼女の頑張りを見ていてくれたのだろう。古座キャンパスは昨年から1クラスになり、全校で130名程度だから、先生たちは全生徒を把握している。家庭的な暖かさがあるのが良い。

2015年11月14日土曜日

1037 2015.11.14

ちょうど一か月

 祭以来、ブログを更新していなかった。前が10月14日だったから、ちょうど1か月の空白だ。見てくれている何人かから、ブログが開けないという連絡を受け、どうしたものかと悩んでいた。この間に悲しいことが起こってしまった。昨年、二人展をした大学の先輩kさんが、10月29日に自宅でペンキ塗りをしていて、梯子から転落して亡くなってしまった。突然の出来事で、何と表現してよいのか・・・大学で同じ師匠につき、師匠亡き後も歩調を同じくしていた。帰郷を機に、その間が更に密になっていただけに残念でならない。先輩との二人展はもう出来ないのだ。
 ブログについては、そんな訳で更新する気力が失われてしまっていた。

    久しぶりに更新したのは、昨日今日で開催された串本古座高校の串本キャンパスでの文化祭を取り上げたかったからだ。指導している書道部が「書道ガールズ」のパフォーマンスをした。しばらく前から準備をしていたものが今日の発表になった。最初は屋外の予定だったのだが、生憎の風雨の影響で体育館になった。体育館は校舎の一番端にあるので、見に来てくれる人が心配だった。始めるころになって少しずつ集まってくれたので、何とか形になった。
 今年はGReeeeNの「刹那」を書く。縦3m、横6mの紙に5人で取り組んだ。部長の3年生がタイトルを赤で大書して、その下に全員で歌詞を書き連ねた。書く前は、胃が変になりそうと緊張していたが、本番には強く、無事に書ききることができた。弓道部から借りた袴にお揃いの「刹那Tシャツ」でバッチリ決まった。観客からも感嘆、歓声があがった。書いた後は満面の笑顔がはじけた。
 今年の書道部は6人。4人は古座キャンパス。2人が串本キャンパスなので、来週、今度は古座キャンパスで再びお披露目をする。今度はもっと完成度が上がることを期待しよう。本当は6人だけど、今日は1人が所用で欠席したので5人。

2015年10月14日水曜日

1036 2015.10.14

祭総括
 
 今年の祭も無事終了した。9日の宵宮こそ雨はなかったが、翌日からは雨が付いて回った。11日も、予報では早朝までは降るが、その後は上がることになっていた。起きた時は霧雨が降っていたが、すぐに上がるのだろうと呑気に構えていた。ところが屋台が出発するころにはシトシトと降り出し、途中からは音を立てての雨となった。
 幸い、最初が椎茸工場だったので、いつもは庭でしていたのを、今年はお願いして入口近くのホールで舞った。この工場には海外からの労働者が数多くいるので、日本の文化を知ってもらおうということで積極的だ。獅子舞の周りにはベトナムの若い女性が取り囲んだ。
 スマホでベトナム語を検索し、積極的に交流に努める者もいて、和気藹々の中演目は進んだ。外は雨が降り続いているので、小雨にならないかと思案するが、こちらの願いもむなしく、よく降っている。最後に記念写真を撮ることになったが、天狗を舞った少年の人気が高くモテモテで、若い衆たちはボヤキ気味だ。
 権現地区の獅子舞の頃になって、やっと雨が上がった。雨が上がるとともに客足が増えだした。観客が増えると、花を出す人も増える。こちらは、それを書くのに大童。ここは、S君の家の前なのだが、例年、マンゴーの差し入れがある。今年は例年以上に振る舞ってくれた。やっぱり美味い!
 今年は、室内で焼き松茸や獅子鍋などをしており、大人たちは、そこから動かない始末だ。松茸はS君が山から採集してきた。これだけ店で買ったらいくら?というほどの大量。こちらも何(十)年振りかで食した。一本分ぐらいは戴いたかも。
 今年は「屋固め」の家が少なかったので、宿に帰る時間が去年より2時間近くも早く、当然のこととして、お開きになるのも早かった。
 雨にたたられた祭だったけれど、無事に終了できて良かった。

2015年10月10日土曜日

1035 2015.10.10

生憎の雨

 今日は本宮。午前7時に宿に集合して、7時40分ごろに仮宿を出発した。昨夜の頑張りが祟ったのか、えらく静かな屋台の移動となった。笛や太鼓は鳴っているものの、担ぎ手の掛け声も小さい。そのまま粛々に近い感じで神社の境内まで進んだ。昨夜と同じように、「2礼2拍手1礼」をして榊を供える。儀式が終了すると、いよいよ獅子舞いの始まり。
 踊っている間に、各区長と氏子総代は、担当の家屋のご祝儀周りをする。この辺りにしきたりとして、留守をするときには前もって知っておいた方が分かりやすい。
 予報では、夜になって降るということだったが、昼前になると、ポツポツと降り出した。降るのは朝のうちだけとなっていたのに天気予報は大外れ。昼食を食べ始めだした頃から黒い雲が上空を覆いだした。その雨は一向に止まず、結局夜まで降った。お蔭で体は冷えて寒かった。また、花を読むために書く時も、雨のしずくが紙に垂れてきて、書きづらいことこの上なし。
 何とか最終日は好天であって欲しい。今日から祭を迎える、串本や潮岬も、宵宮は大変なことだったろう。
 

2015年10月9日金曜日

1034 2015.10.9

宵宮の一日

 今日から出雲の祭りだ。午前6時集合のはずが、10分前には仕事が始まっている。各区長と氏子総代と有志の参加で、各地区の幟を組み立てて立てる。長い竹や木の棒に幟をセットし、それを人力で立て、穴に入れる。これはかなり力の要る作業だ。
 手際よく組み立てて15分ほどで立ち上がった。6地区あるので、6本の幟がはためく様は、祭が来たんだと実感させられる。早朝の作業はこれで終了。後は夜の活動を待つのみ。
 7時に宿を出発し、いよいよ笛や太鼓の音に合せて、屋台が練り歩いて行く。お宮さんまで大した距離ではないのだが、結構な時間を費やした。境内に入って、区長、氏子総代、獅子舞保存会の境内で獅子舞を奉納する若手たちが、神主の御祓いを受ける。
 その後、獅子舞いを奉納して、神社から降りてくる。これからが長い。神輿を練り歩くのだが、行きつ戻りつで、なかなかゴールにたどり着けない。宿の集会所に戻ったのは9時半を回っていた。
 若者たちはいつまで宴会をするのだろうか。明日が早いというのに、大丈夫だろうか。

2015年10月3日土曜日

1033 2015.10.3

7人制ラグビー

 国民大会が後半戦を迎えた。串本町で開催種目のうち、女子サッカーと軟式野球は終了した。残るはラグビーだけ。ちょうどワールドカップが英国で開催されているので、タイミングとしては絶好だ。興味があつたので、サンナンタンランドの競技場へ行った。
 一般的なラグビーと言えば15人制だが、行われていたのは7人制だった。近年、7人制のラグビーにスポットが当たってきているようだ。オリンピック種目になるとしたら7人制だろうとも言われている。15人制と同じサイズで合計14人だけなので、空いているスペースの広いこと。
 15人制の40分ハーフの80分に対し、7人制は7分ハーフの14分と短い。お互いに運動量が半端なく多いので、80分もしていたのでは動けなくなってしまうかもしれない。
 試合は点取り合戦の様相を呈していた。人数が少ない分、タックルをかわされると独走するケースが目立つ。体型は15人制のナンバー8からバックスが多く、スクラムで押すというようなことは殆どない。やっぱり走れないと話にならないようだ。見ている方としては、目まぐるしく点数が入るので面白い。どの試合も、なかなかスリリングな展開になっていた。
 今日は予選リーグ(4チームの総当たりだったか)で明日は決勝戦までとスピーディーだ。試合も次から次にこなしていくので見ていて飽きなかった。
 駐車場脇に設置されている、売店コーナーの近くに、ドリンクコーナーがあった。こちらは全て無料になっている。お遍路道にある「お接待」のようだ。