2012年5月14日月曜日

5/14 久々の書展へ

刺激を受けに

会場内は大賑わい
立派なギャラリーだ
 田舎にいると書道展自体が少ない。書道展に行くのは今年は初めてだ。3月に入会したIさんが案内状を持って来てくれたので、ご一緒することにした。Iさんは小学校の校長先生をされていた方だ。元校長先生の友達が出品しているので案内がきたようだ。車を走らせること40分。今回開催している会員の一人の別荘ということだ。一階は30畳ほどのワンフロアになっており、ギャラリーとして十分だ。しかも部屋の周囲には作品を吊り下げるためのレールと照明が設置されている。羨ましい・・・
 作品はというと、さすが和歌山県。県下の重鎮だった天石東村氏が亡くなってから20数年経っているのに、東村流が根強く残っている。まあ先生が天石先生の弟子だったのだから仕方がないことかもしれない。
 作品の良し悪しは置いて、自分も書かなくてはという刺激を受ける。


開墾してみたら

 夏用野菜を植えるために畝づくりを始めた。昨年開墾した時には、笹の根と葛の根を掘るのに苦労した。葛の根っこは「葛根湯」や「葛切り」の材料だ。いっちゃんが鍬を振るって土起こしをすると、その葛の根っこが、まだどんどん出てきた。今回も相当太い。お宝なのかな~と思いつつ捨てた。笹の根っこも土の中に一節でも残っていると、そこから芽を出してくるので厄介だ。
 何とか整備し、オバサンから頂いたナスを植え付けた。先日、自分たちで購入したナスの苗が3株あるので全部で8株になった。これらが順調に成長したら、どれだけのナスができるのだろう。
 トマトも3本買った。種類は「桃太郎」や「アイコ」など全部違えた。でもトマトはなかなか難しいという話だ。ミニトマトは放っておいてもドンドンできるのだけれど。植えようと思っていたトウモロコシも肥料を与えなければならないので難しいという。今年は出遅れたのでどうしようか・・・
 キュウリは4本。こちらは昨年台風で倒された反省を踏まえて、ガッチリと柵を立てた。
 これで大丈夫だと思うけれど・・・
 今日咲いたバラ。
ピエール・ド・ロンサールという。地植えにしたが風が強すぎたせいか今年はあまり花をつけなかった。


2012年5月13日日曜日

5/13 いろいろな出会い方

地獄で仏

 先週の日曜日は、川越で仲間と走った。今日も日曜日だから、雨が降っていなければ走っていることだろう。それに刺激を受け、自分も走ることにした。仲間で走ると楽しいから距離も苦にならないんだけど、一人での走行はモチベーションをあげないと難しいね。
 いっちゃんは、コーラスの日だから単独走となった。行先は、走りやすい古座川を遡り「一枚岩」を目指した。今日は珍しく微風でスピートが出た。
 途中で、汗をかき暑くなったので橋のそばで自転車を停めていたら、橋の反対側から来た自動車が停まり、中から声がする。いっちゃんが教えている「虫博士」の親子だ。珍しいところで会うものだ。途中、前の山を見ると自然と人工がはっきりと分かれている。人工は面白味がないね。自宅から23キロで一枚岩に着いた。
 休憩していると、男性はPINARELLO、女性はANCHORのペアが着いた。高そうな自転車だなあと気に停めた。
おまかせしてしまった
 休憩後帰路に。行きは車道を走ったが、歩道が幅広かったのでそこを走ることにした。快調に走っていると、好事魔多し。幅の広い溝が横切っている。まずいなあと思いつつ通ったら、後輪にガツンというショック。それと同じタイミングでプシューという音。強烈なパンクだ。

この自転車は奥さんの

 過去に何度もパンクを経験しているので、仕方がないなあという程度。後輪を外して、予備のチューブに付け替え、空気入れで圧をかけていく。いい感じで入ったので、もう一押しと思い力を入れたら、今度はバンという音。何と、空気を入れる部分の金具が折れている。おまけに空気入れもおかしくなっいる。こうなってはお手上げだ。家まではまだ20キロ以上ある。
 最悪の場合は、いっちゃんに迎えにきてもらうしかない・・・トラックが来たら駅まで乗せてもらおうかと思案していたら、先ほどの2人が走ってきた。
 手を挙げて停まってもらい、事情を話したら、スペアを譲ってくれることになった。空気入れも壊れているので、入れてもらった。
 名古屋在住で、二泊三日で旅行に来ており、今日は近くの『国民宿舎 あらふねリゾート』に泊まっているのだとか。
 目の前が真っ暗になったが、結果としては良い人たちとの出会いに恵まれた。本当にありがたいと思ったね。一期一会だけれど、悪くはないと思った。
 1時間近くのロスがあるので一所懸命走って帰る途中、畑から戻ってきたところだという大学の先輩のKさんと遭った。これも普通じゃありえないことだ。どちらかが数秒遅くても早くても遭うことはなかったからね。今春まで母校の書道の先生をしていたが定年を迎えた。今は非常勤をしている。帰郷した時に挨拶しに行って以来だから本当にびっくりだ。急いでいるのだが、いろいろと情報交換をして別れた。就職支援相談員になれば、同じ職場になるのだが。
 疲れたけれど今日は何だかおもしろい一日だった。

2012年5月12日土曜日

5/12 耕運機で耕す

耕運機は強い味方

 1週間家を空けていたツケは大きい。どの畑も雑草が蔓延っている。これかの季節は草取りと虫とのバトルなのかもしれない。
 花畑の雑草も元気がよい。育てたい植物といえば、成長が遅かったりするから悩ましい。一畝だけ雑草だけのところがあった。草取りをしないで、そのまま耕運機で土を掘り返した。昨年、一度鍬で土起こしをしているので、スムーズに畝ができあがった。雑草もきれいに取り除かれた。リクエストされているトウモロコシを植えたらいいのかなあ。 


 「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」という江戸時代の俳人山口素堂の句のとおり、 5月は過ごしやすい季節だ。おまけに今日、鰹をいただいた。お裾分けのお裾分けだ。今日、沖で釣ってきた鰹らしい。もう捌いてくれていたので楽だった。いただいたのは半身。これだけあると、3人では食べごたえがあった。しかも、新鮮なため、身が締まり、プリプリとしていた。生姜醤油で食べたら非常に美味だった。


網代(あじろ)編みのバッグ

 先日上京した折、デパートに行った。その時、Pラダの網代編みのバッグがあった。なかなかかわいくて気に入ったらしい。お値段はリーズナブルで10万円弱だと店員が申したそうな・・・
 では自分でも作ってみようかと、試作してみたのが、これ。試作なので、実際に作るものの5分の1ぐらいとのこと。素材も、実際はラフィアという自然素材なのだそうだ。
 



基礎工事が完了

 今住んでいる自宅は、海まで50メートル弱。海抜は5メートル未満。昨年の大震災を受けて、東南海沖の地震のシュミレーションを再検討した結果、串本町には最大18メートルの津波がくるとの想定がでた。昭和19年の大地震の時に、串本町でも大きな被害があった。ただ出雲の港には数10センチしか来なかったとのことだった。過去においても被害はないのだが、M9クラスが来た場合はわからない。
 自宅が築30年を過ぎ、改築する予定でいたのだが、いっそのこと高台に家を建てた方が安心だということになった。畑を宅地申請し、建築許可が出た。ここは海抜50メートル。どんな津波が来ても大丈夫だろう。
 先日基礎工事が終了した。予定では、来週中には家の形ができるらしい。風が猛烈に強い地域なので、老後のことも考えて平屋にした。220坪ほどの土地に、30坪ほどの家が建つ。基礎だけを見ると30坪なんて狭い・・・6月末には完成の予定だ。完成してからお披露目しようと思ったけれど、秘密にしておくのも気が引けるので・・・
 家は自分では作れないが、そばに、ログハウスのちいさいヤツを自分で建てるつもりでいるのだが。納屋が建てられたのだから大丈夫だとは思うけれど。
 

2012年5月11日金曜日

5/11 久しぶりのハローワーク

求 人

 帰郷して約半年間、失業保険をもらうためにハローワーク通いをした。昨年9月に行ってからだから8か月ぶりになる。
 朝、登録されていない番号が着信に入っていた。町内の番号なので、誰だろうと思いつつ電話をかけたらハローワークが出た。
 串本古座高校からの求人で、「就職支援相談員」とのこと。雇用期間は来年3月31日までの中で60日だから、1週間に1~2日ということになる。働くならば正規雇用ではなくパートが良いと思っていたから好都合かもしれない。ハローワークに登録している中で、前歴と照らし合わせ、合致するのは一人だけなので連絡しましたということだった。
 自分の中では、働くなら「書道関係」と思っていたので、肩すかしをくらった形だが、身上書には進路指導のことも書いてあったから、よく見てくれていたんだと感心した。これも縁だろうから、採用してくれれば行こうと思う。徐々に自由な時間が狭まってくるのは複雑だが。


草刈り、開墾、網張り

 家の裏の畑は約60坪あるのだが、昨年開墾する時に周りを残しておいた。理由はそこまで必要ないかなと思ったのだが、いろいろと植えているうちに手狭になった。そこで張ってあった網を外し、広くした。これで10坪ぐらいは広くなっただろうか。
 先日はパプリカ、ピーマン、ミニトマトの苗を買って植えたのだが、今日は、夏野菜の主役であるキュウリ、ナス、トマトの苗を買い足した。この手の作物は連作を嫌うのから丁度よいかもしれない。トウモロコシのリクエストもあるが、さてどこに植えようか?


芍 薬

 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美人の形容にも使われる花。子どものころ、母が芍薬を出荷用にたくさん栽培していた。花は綺麗なのだが、匂いが嫌いだったのだが、歳をとった今、その匂いが嫌いではなくなったのは不思議だ。
 花畑にした畑には開墾した時に水仙の球根が大量に出てきた。もともと花をたくさん植えていた畑だったが、10数年のうちに水仙だけが生き残ったのかと思っていたが、芍薬が色々なところから出てきた。開墾した時に、イモのような種が出てきたのだが、おそらくそれが芍薬だったのだろう。それらは捨ててしまったので残念なことをした。

2012年5月10日木曜日

5/10 奉仕活動

出雲小学校の奉仕活動

 全国的な流れのようだが、小学校の校庭を芝生で覆うというもの。例にもれず、出雲小学校にも芝生を張ることになった。団塊の世代の頃は、出雲小学校も全校児童が150人を超えていた。それが、今年の新入生が2名。来年は誰もいないという。現在、全校児童は30名弱だとか。
 児童だけでは難しいということで、地区の住民に依頼がきた。我が家は父も出たので全員が参加した。
芝をカットするのは大変
 予定では今日と明日で、20000ポットに苗を植え付け、1か月ほど成長させたものを校庭に植えるというもの。ポットに土を入れる係、苗をポットに植えやすいように小さくカットする係、ポットに植える係と分担してテキパキと進んだ。開始して2時間用意したポットが全部埋まったので終了。
 今年赴任した校長の試算では、参加者は生徒の数程度と見込んでいたのだが、参加者は80人を超え、明日の分も終わってしまった。出雲の住民をなめたらいかんよ、って感じだな。


ヤタビ

 熊野地方での呼称。正式名は、「イヌビワ」というらしい、知らなかったけれど。道端など、どこにでも見ることができる。イヌビワとあるけれど、枇杷の仲間ではない。写真でもわかるようにイチジクの仲間だ。知らないうちに実が大きくなっている。といってもイチジクのようには大きくならない。せいぜい2センチぐらいだろうか。今は緑だけれど、夏になって熟してくると黒くなる。そうすると甘い。食感は野性味たっぷりのイチジクというところだろうか。ジャムにしても美味しいかも。果実酒にはならないかな。一度試してみようかな。
 

花色々

 畑のエニシダが満開だ。樹木なので、どんどん大きくなるらしい。昨年地植えしてからでもかなり大きくなっている。
 あざやかな黄色が美しい。 
 次は、スカシユリ。個人的には、芳香を放つオリエンタルハイブリッドユリは大好きだが、このスカシユリは好きではない。理由は、匂いがないからだ。
 ヤマモモの花は変わっている。赤くて小さいツブツブの集合体だ。来月には赤い実が生る。先日、去年のヤマモモ酒を皆に試飲してもらった。その意見を参考にして、今年も果実酒を作ろう。

2012年5月9日水曜日

5/9 柄は悪いが・・・

 今日は朝から変な天気だった。天気予報では、和歌山県の南部には「雨マーク」は付いてなかった。それなのに、朝から本格的な雨が降った。予定では、裏の畑の大根やブロッコリーを引き抜いて、夏用の畝を作ろうとしたが残念だった。
 仕方がないので、急遽ロイヤルホテルの「黒潮の湯」へ。今日は、男湯だけでなく、女湯も完全貸し切りだったらしい。朝風呂に入ると、スッキリして一日気持ちよく生活できるよ。


風が強いのか

鞘付き
剝いた後
 連休前にかなり実が入っていたソラマメ。そ時に採ろうと思ったのだが忘れて上京してしまった。今日見ると、茎も葉っぱも鞘も黒ずんできている。店で売られているものはきれいなグリーンだが、我が家のは黒っぽい。これでは商品価値はゼロだ。やっぱりプロには敵わないよ。この畑は、海からの風が強いので、潮風の影響で黒ずむのかもしれない。実の付きも若干悪いが、鞘を剝くときれいな薄緑色の実が出てきた。すぐに湯がいて夕食時のビールのつまみとなった。
 食感は、少し採取が遅かったような・・・でも、採れたては美味しいね。ソラマメはまだ市場に出始めだから結構高い値段で売られている。売られているものは、1パックで10本ぐらいしか入っていないのに300円ぐらいはしているから驚きだ。


畑のアマリリス

 アマリリスが見事に咲いている。この畑は、伯母さん、叔母さんに作ってもらっている畑の隅に植えられている。地植えで、日当たりがよいものだから年々大きな株になり、見事な花をつけている。
 丈も高いし、花の大きさもビックリするほと大きい。真っ赤だから、遠くからでもハッキリと見える。

2012年5月8日火曜日

5/8 久しぶりの田舎

 今日からブログ復活。昨日家に帰ってブログをしようと思ったけれど、アクシデントのお蔭で帰り着くのが遅く、疲れていたので断念した。

昨日の顛末

笹子トンネル手前
 昨日、帰郷した。連休明けなので、道路はガラ空きだったのだが思わぬアクシデントが起きた。それは、中央自動車道でのできごと。快調に走っていたのだが、笹子トンネル手前で急停止した。笹子トンネル内で火災が発生しているとのこと。高速道路の場合、乗ってしまったら運命共同体。引き返すこともできず、ただひたすら開通するのを待つのみ。
 どんな事故だったのかわからないまま、2時間の立ち往生となった。結局その遅れを取り戻せないままの到着となった。疲れた・・・


薔薇が咲いた
メアリーローズ
  一週間留守をしていたら、庭も畑も花がいっぱい咲いていた。特に、庭の薔薇がきれいだ。グラハムトーマスと並んでイングリッシュローズでは有名な『メアリーローズ』。川越の自宅には『コンスタンス・スプライ』という薔薇を植えている。大量の蕾を持っていたので、じきに咲き出すだろう。その薔薇が強い香りを放つのだが、メアリーローズも似たような強い香りだ。
 今年は鉢のままだから、花はそれほど多くない。花が終わったら地植えにする予定なので、来年以降が楽しみだ。


畑の花たち

 左から、「チオノドグサ」、「レモン」の花はわかるのだが、一番右側のがわからない。家の前の畑にも咲いているので、そこのオバサンに聞いたが「知らない」ということだ。