2016年3月23日水曜日

1047 2016.3.23

小学校の卒業式

 今日は町内(県内?)の小学校では一斉に卒業式が行われた。学校評議員ということで、案内状が届いていたので出席した。
 今年の卒業児童は5名。全員が男子だ。男ばかりなので、チームワークはバッチリの学年だったらしい。それぞれに積極性や協調性があり、模範的な学年であったと校長が話していたのを思い出す。在校児童20名、教育委員はじめ関係者12名、保護者5名と先生方が見守る中で静かに式は始まった。まずは君が代の斉唱。毎回驚くのが小さな1年生も大声を張り上げて歌うこと。その後も、校歌、蛍の光も同じように元気いっぱい。全校で25名の歌声とは思えない迫力。大きな学校だと一人ぐらいサボっていても問題ないが、この人数だと一人ひとりが声を出さなければならない=出すのが当然という環境にはある。
 今年の卒業証書の最後の番号が2210号だった。100年以上の歴史がある学校だが、卒業した人数は2200名を少し越したところだというのは寂しいことだ。
 校長は今年で定年を迎えるので、昨年までと違い、何となく思い入れが伝わってくる。在校生の歌のお返しに、卒業生がお返しの歌を歌ったのだけれど、これが教頭先生のギターでの伴奏だったのがアットホームな感じで良かった。
 聞くところによると、今年の新入生は0だという。5名が卒業した後、誰も入ってこないのは大打撃だ。このしョう学校で、今まで0人という学年はなかったということだから。出雲小学校に暗雲が立ち込めているみたい。これでは本当に串本小学校に吸収されてしまうのは時間の問題ではないか。

嬉しい!!!

 串本古座高校の卒業生で、奈良教育大学を受験した娘が合格した。書道の先生を希望していて、この大学を第一希望にしていた。学科試験はセンターの点数で、試験当日は書道の実技だけ。本当は、木下先輩が面倒を見ることになっていたのだが、昨秋の急逝で引き受けることになった。
 書道部で指導をしていた生徒だったので、何とかしたいと思った。ただセンターでの点数が悪かったとのことで、前期試験は落ちてしまった。後期は実技の配点が高くなるとはいってもセンターの点数がネックだと思われた。しかも後期は定員6名に対し、応募者が64名。絶望的!
 ラッキーだったのは、後期試験の前に、過去3年間の実技の問題が手に入ったこと。傾向と対策で、ある程度山をはって練習をさせた。試験後の報告で、本人が似たような問題が出ましたと言ってきたので、もしかして・・・とは思ったけれど、厳しいかなというのが本音だった。
 今日が、その後期の発表日。本人から「受かりました」の報告。1か月半の特訓が実った。ホッとするやら、嬉しいやら、ちょっと泣きそうになった。

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