2016年12月3日土曜日

1069 2016.12.3

紅葉の古座川

 11月23日に、地域の公民館活動でジオパークへの遠足で古座川に来た。三尾川の光泉寺の大イチョウはまだ緑色が強かった。それから10日、光泉寺には行かなかったけれど、古座川沿いのイチョウはきれいに色づいていた。一枚岩の近くのモミジも鮮やかで、辺りの緑色や岩肌とのコントラストが見事だった。
 三尾川の近くの住宅の防風林にしている樹木が、今全国で街路樹として話題になっているメタセコイヤらしい。針葉樹には珍しく黄葉する。こちらの住宅は、家もシャレている。住人は留守なようで、誰かの別荘のようだ。お金持ちだね~と少々羨ましい。
 今日は無風で、本当に走りやすかった。夏以降では初めて60㎞を超えたけれど、それほど疲れなかった。

学習発表会

昨日は出雲小学校の学習発表会だった。13時30分から、5.6年生のリコーダーの演奏で始まった。5.6年生で8名。少々緊張の面持ちながら真面目な取り組みだ。続いて2年生。今年、初めて新入生が無く、入学式も無かったので、2年生が最下級生だ。一生懸命だけれど、少し元気が無かったかな。次は3.4年生の劇。こちらは2年生と打って変わり元気いっぱい。講堂に声が響き渡る。5.6年生も劇。新作桃太郎。セリフの中にアドリブのような方言たっぷりの日常会話の雰囲気で大盛り上がり。川上からリンゴが流れてきたのに、なぜか「桃太郎」。お供の動物には、犬、雉、猿の他になぜか狸まで。現代版なので、スマホが出たり、ゲームに夢中だったりと、面白かった。
 全校児童が20名なので、一人で何役も掛け持つ。遊んでいる訳にはいかないから大変だ。児童数の少ないのは寂しいけれど、一人一人が責任感を持つのは良いと思った。

2016年11月28日月曜日

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寄贈式

10月に、木下先輩の遺墨展をした時に、司馬遼太郎氏の街道を行くの一節の作品を、町役所に寄贈してはどうかという話が具体化した。先輩の奥さんも、大いに喜ばれて、その話が着々と進んだ。遺墨展後、先輩が長らく奉職した串本古座高校古座キャンパスの文化祭で、再度遺墨展をすることになったので、引き渡しが少々延びてしまった。町長のスケジュールを見て、今日ということになった。
 奥さんとしては、寄贈式というような大層な形式は勘弁願いたいと思われていたようだが、そういう場が設定されてしまった。一人では心細いので同席してほしいということで、一緒に町長室へ。紀伊民放新聞社と熊野新聞社の記者も駆けつけて、記事を新聞に載せるという。👀
 これで先輩の一連の行事が一通り終わり、奥さんも一段落しましたと言って帰られたので良かった。

2016年11月26日土曜日

1067 2016.11.26

トンネルのお陰で

 先週の土曜日は悪天候で走れなかったので、二週間ぶりのサイクリング。午前中は穏やかな天気だったのに、昼前から風が強くなった。明日は一日中雨の予報だが、今日は雨の心配がないのが救いだ。寒気が来ているので、秋用のウェアから冬用に衣替えをしたが、走り始めはやっぱり寒く感じられる。ウィンドブレーカーは常備しているので、いよいよの時には着なければ。
 15㎞の休憩地点で、相談する。ずっと左側の一枚岩コースで走っていたが、今日は右側の瀧の拝コースをチョイス。一枚岩方面よりもさらに交通量が少ないので助かる。途中、昨年開通した「中崎トンネル」がある。行きはトンネルを通る。このトンネルのお陰で、瀧の拝へはかなりショートカットとなった。観光客はアクセスが良くなり、地元の道の駅も活気ができた。こちらのコースは、途中に結構な坂道があるので、一枚岩よりはハードだ。
 このトンネルが開通したことで困った人がいる。トンネルよりも先の旧道に「ダーチャ やまんば」という喫茶店がある。当然観光客は、そこを通らない。地元の人が利用する雰囲気ではないので、営業はあがったりでは。帰りに寄ってみたが、案の定誰もいない。いつまで続くのかと思ってしまう。ちなみに「ダーチャ」って何だろうと調べてみた。庭付きの別荘というような意味らしい。

2016年11月23日水曜日

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ジオ・パークに遠足
  
 出雲の公民館の行事でバス遠足に参加した。今回は、この近くのジオ・パークに行く。ジオとは、地球とか大地を指す。パークは公園だから、「地球の公園」とか「大地の公園」という意味だ。
 参加者は17名。最初に向かったのは、古座川町池野山にある「虫食い岩」。名の通り、虫が食ったような穴が無数に開いている。ガイドさんの説明によると、太古の時代、ここは海で浸食されてできたということだ。虫食い岩の頂上付近に障子が見える。かなり昔、ここで行者が修行したとかで、中の写真を見せてもらったが、思ったよりも広いのでビックリ。そこまで岩山を登っていくということをしていたと思うと驚きだ。岩山の横に行者が行き来するのに彫った階段のようなものが残されていたけれど、ものすごく急だった。途中まで登ってみたが怖い。
 そこを見た後、いつもサイクリングで行っている一枚岩へ。一枚岩から、さきほどの虫食い岩を通って、浦神という海岸までは一つの岩脈になっており、石の成分は凝灰岩というものでできているとのこと。割ともろく、崩落は珍しくないとのこと。この辺りを散策したけれど、モミジの葉などが赤く色づいてきれいだった。地面のいたるところが掘り返されいたのだが、どうもイノシシの仕業らしい。夜中にミミズを探して掘ったようだ。
 ここで昼食となった。河原に降りて弁当を食べた。ガイドさんから石のことについて、少し学んだので、興味を持って河原の石を観察して見るとなかなか面白い、と思えた。
 最後は、子授けイチョウで有名な光泉寺へ。今日はこの寺ではイベントがあり、10時から餅まきがあるとのことだったが、午後に行ったので全く関係なしだった。こちらのイチョウの葉は、まだ緑色が残っているので、あと一週間後ぐらいが見ごろだろうか。次回のサイクリングは、ここまで来てみようかな。銀杏の方は殆ど落ちてしまったらしく、樹上を眺めても実は付いてなかった。もしかしたら午前中に拾われたかもしれない。
 ガイドさんに説明を受けると、いままで何となく見てきたものが新鮮に見えるのが不思議だ。

2016年11月20日日曜日

1065 2016.11.20

昨日の地震
 昨日の午前11時前に地震があった。揺れる少し前に前兆みたいなものがあり、その直後揺れだした。一瞬、串本沖を震源とする直下型か?と身構えたけれど、しばらくすると止まった。震源地は海底ではなく、和歌山県の内陸部とのことだったから、南海トラフとは無関係かな。
 気象庁によると、串本は震度3だった。串本に戻ってからは初めての本格的な揺れを感じた。11年の東日本大地震いらい、日本の色んなところで地震が起きているので、やはり心配だ。その時間、子供たちを教えていたのだけれど、小学校1年生の児童にとっては生まれて初めての体験だったかもしれない。「心臓がドキドキしている」とビビり顔だった。こんな時に本当に大地震が起きたら、自分だけではなく、心配りをしなければと改めて感じたけれど、実際にはどうかな~。


庭のビワ
 今年、初めて実を付けたビワの樹に、来年の実となる花がたくさん付いている。この分でいくと、来年は多くの実を付けてくれそうだ。S君から貰った苗で、大きな実を付けるのが特徴だ。やっぱり実がなる樹木の方が楽しみがあっていい。
 

2016年11月14日月曜日

1064 2016.11.14

低いところに虹が

久しぶりに二人で津荷の「ヴァレ・ノアール」へ、お昼を食べに行った。ここは古座キャンパスから近いので、授業が終わった後、けっこう一人で立ち寄ることがある。スパゲティーが美味しいと評判の店だ。
 食事が出来てくるのを待っていたら、それまで雨が降っていたのが止んで明るくなってきたと思って外を眺めたら、きれいな虹が出ていた。
 虹といえば見上げるようにアーチを描くイメージがあるのに、目の前に出ている虹は、なんと目の高さにかかっている。
 これは珍しいとカメラに収めた。ほんの一瞬だったようで、暫くしたら消えてしまった。
 虹と一緒に写っている旗に注目。「コクリコ坂から」というアニメ映画の中に登場してくる旗と同じだ。国際信号旗で、上から「U」「W」「1」という文字らしい。「御安航を祈る」とか「いってらっしゃい」・「おかえりなさい」的な意味合いらしい。店内にコクリコ坂からのポスターが貼ってあるけれど、どっちが先なのかな?
 今日が、68年ぶりのスーパームーンだ。と、以前から言われていたが、あいにく天気が悪い。今日が曇りか雨の予報があったので、1日前の月を写した。満月じゃないので、少し楕円だけれど、普段の月より大きいのか?明るさで30%、大きさで14%増らしい。言われてみれば大きい気もするが、比較する対象がないので難しい。

2016年11月13日日曜日

1063 2016.11.13

第12回串本町民総合展

 古座キャンパスの文化祭と同じ日程で、「町民総合展」が開かれている。古座キャンパスに出かける前に体育館を覗いてみた。昨年度よりも点数が減ったのか、会場がスッキリしているように感じる。陶芸、俳画、絵手紙、生け花、絵画、写真、書道などなど、多岐にわたっている。
 今年の書道のコーナーも点数が減った(串本古座高の書道部のせいか?)のか、アッサリとしている。古座キャンパスで、町展に出品している方に逢ったら、出品されなかったのですね~と嫌味っぽい口調・・・
 一昨日のパフォーマンスでは完成後に作品を持つ役だったので、正面からの写真を撮ることができなかったから、今日はシッカリとカメラに収めた。
 校庭では、クラスごとの模擬店や生演奏・生歌で盛り上がっていた。こちらのキャンパスの先生には芸達者が多いようで、生徒の出演の合間に先生が何人も登場し、ギターを弾きながらの生歌で頑張って、文化祭を盛り上げようという気持ちが印象的だった。
 2年生書道選択生の作品「般若心経」の大作は、作品の最後に「為故木下悠石先生」と為書きをしたのだが、それを見てくれた先輩の奥さんから譲ってほしいとの依頼があったので、作品を引き取っていただいた。夕方所用で自宅にお邪魔したら仏壇の部屋の壁に飾ってくれていた。体育館で見た時にはそれほどでもないと思ったが、一般の部屋に入ると存在感は半端じゃなかった。なにせ襖三枚強の大きさだから。
 奥さんが、「涙もろい人だったから、これを見て泣いているね」だって。生徒たちも喜ぶと思う。いい供養になったかな。