2015年2月9日月曜日

2-9 住民の足の問題

コミュニティバス導入

現在、串本町を走る路線バスは熊野交通が運営している。ただ、乗客が少なく慢性的な赤字路線だ。町としては熊野交通に赤字分の補填をして成り立っている。いくら赤字路線であっても住民の足、特に老人にとっては生活に欠かすことができない。町は、ずいぶん前から熊野交通に支払う補填分でコミュニティバスが導入できないか練っていたらしい。それが昨年あたりから本格的に動き出し、ついに今年の10月1日からと決まった。その為に、何度も地区ごとに説明会を開いている。
 出雲地区は、現在一日3便の運行だが、これが5便に増やされる。また運賃にしても、一律200円と安く設定されているし、小中学生は無料ということで、反対の余地は全くない。早くコミュニティバスにならないかと思う。ただ、地域によっては困ることもあるようだ。今まで隣の町まで運行していたものが、町内に限定されてしまうために、串本町に近いすさみ町の集落は陸の孤島化してしまうので切実だ。昨日出雲地区の説明会があったのだが、参加者は思いのほか多かった。説明役の町の職員も想定外の多さにビックリしていたほどだ。
 区民総会に近い人々が集まっていたから、年配の方にとっては大きな問題なのだ。若い人たちはマイカーがあるので関係のない話なのだが。

メジロを呼んだはずが・・・

 庭の真ん中に植えてあるシマトネリコの枝に萎びたミカンをさした。最近、毎日顔を見せてくれるメジロにあげようと思ったのだが。現実は甘くない。弱肉強食の世界で、強いものが全て食べることになるようだ。イソヒヨドリやヒヨドリが数羽でやってきて食べている。「お前たちにやったんじゃない!」と追っ払うがすぐに戻ってきて突っついている。そこに大きな鳥がいれば、当然小さなメジロは来られない。ヒヨドリたちに食べられずにメジロが食べられる方法はないものか。
 小さな穴が開いた巣箱を作れば、小さな鳥は安心して食べられるのかな?

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