2015年2月20日金曜日

2-20 避難路

津波対策

出雲から串本に行く海岸道路で地震に遭ったら? これは大変だ。切り立った海岸線を縫うように走る道路なので、津波が来たらと考えると恐ろしい。その道路を通っている時に、地震が起こり、2011年の東日本のような津波が襲ってきたら崖を登らなければ助からないのだが、それは無理だ。そこで町は、傾斜が緩くなっているポイントに目をつけた。
 途中までコンクリートの階段を作り、それから先はコンクリート製の横木を渡しながら、階段状にしていくらしい。その工事が始まっている。途中に2か所でも、このような場所ができれば多少は安心できる。自然との闘いだから、実際にはどんな規模の地震が起こるか分からないのだけれど。
 コンクリート工事の先は、重機も入らないみたいなので、人の力で進めていくことになる。大変なことだ。

真珠取りの話

出雲の公民館活動で、「アラフラ海・木曜島での真珠取り」の講話があった。串本町は古くから船団を組んで、オーストラリアの南に位置するアラフラ海まで真珠貝を取りに行っていた。潜水士という仕事は、今でもハードだけれど、その昔は更に危険と隣り合わせで、潜水病に罹って命を落とすひとが大勢いたらしい。事故で亡くなった人は2000人にも上るということだ。給料は高く、その当時の学校の先生が100円貰っている時に、潜水士は1000円だった。命を削りながらという感じがする。どういう経緯かは分からないけれど、昭和36年で終了した。

1 件のコメント:

  1. 洗濯場の所ですよね😀
    三月末頃までに完成するかなぁ?

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